京ゆば 半升
自転車でめぐる京のまち
まるで絵に描いたような賀茂川。市役所の近くから浄土寺あたりまで移動中に、ふと視覚に届いた景色です。
気持ちよく晴れた午後、たくさん用事をするため自転車で繰り出しました。
その最初に立ち寄ったのが「京ゆば 半升」さん。立ち寄ったと言うと知ってる店のようですが、通りがかりに目に入って、覗かせていただきました。
「おぼろ豆腐」「もめん豆腐」と貼られた草書っぽい文字が、なんともしなやかでそそられたのです。
「こんにちは。こちらは、おとうふ屋さんですか?」
「うちは、ゆば屋です」「あ、すみません・・・」
おあげとか、豆腐とか、店頭にあったから‥‥ のれんに「京ゆば」と書いてあるのにね。
ショートヘアの、美しい奥さんでした。どれにしようかと迷いながら、いつものように もたもた選ぶ私と真逆な、シャンとしてて、キュンと、ピリッとする雰囲気の女性。
もたもたしながら、生ゆば、小豆の豆かん、おかず、さんしょきつねを分けていただきました。
「こちらの豆かんは、小豆なのですね。粒が大きい。よく見かけるのは赤えんどうのことが多いですよね」
「あれは東京の食べ物ですよ」ショートヘアの奥さん。
「そうなんですね。赤えんどうの豆かん、㐂み家さんで食べたことあります」
「㐂み家さんも東京から来られた方でしょう。㐂み家さんの豆かん、私も好きなんですよ」ショートヘアの奥さん。
(^^)よかった、少し打ち解けました。
「うちのは小豆で、店主の好みでホクホクしてない、粒がしっかりしたあずきです」と予備知識もくださいました。
あと行程
スタートは、護王神社(桜鶴円町)。
京ゆば 半升(笹屋町) → ヒノコカフェ(寺町二条) → 青おにぎり(浄土寺) → 内藤商店(三条大橋たもと) → 喫茶 葦島(大黒町) → 京ゆば 半升(笹屋町) → 八百一本館(三文字町) → フレスコ(丸太町) → セブンイレブン(丸太町)
たくさん動いたら、すっかり夜に‥‥。これだけの用事、自転車だから回れました。
半升さんの、これからいただきます!
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