豆は「しあわせ」のタネである

秘伝豆と鮭の炊き込みごはん

秘伝豆は優秀な青大豆

緑色した大豆のことを「青大豆」といいます。青大豆には、あおばた豆・秘伝豆・さとういらず・こうじいらず・馬のかみしめ・音更大袖振大豆・さかな豆・ひとり娘・・・など、いろいろあります。

青大豆の中で、私がもっとも使うのは秘伝豆です。味噌づくりにも使っています。

さとういらず・あおばた・秘伝豆の3種類の青大豆で味噌を作ろうと茹でて、煮汁を飲み比べしたとき、最も甘く感じたのが秘伝豆でした。それ以降、なんとなく「秘伝豆」推しです。

秘伝豆は、山形の県民豆と言われるくらい山形ではメジャーな豆だそうです。しかし、関西や九州では見かけることも少なく、ネット購入で何年も使い続けています。

 

秘伝豆を使って/炊き込みごはん

秘伝豆を炊き込みご飯に使うとき、水洗い → 水つけ のままお米と一緒に炊いてはダメです。豆に火が通り切れず、かたくて食べるに耐えません。

A)水洗い → 水つけ → 茹でる → 炊飯

B)水洗い → 乾煎り → 炊飯

のいずれかの方法で使ってください。

 

秘伝豆と鮭の炊き込みごはん レシピ

[材料 2人分]

・秘伝豆水煮 大さじ3〜4

・うるち米 3/4合

・もち米 1/4合

・鮭切り身 1切れ

・太ねぎ 20cmほど

・昆布 8cm角くらいを1枚

・水 適量

・塩 鮭の塩かげんに応じて調整

 

[作り方]

①秘伝豆はかための水煮、もしくは乾煎りし他ものを用意する

②うるち米ともち米を合わせて研ぎ、軽く水切りして30分おく

③ねぎは輪切りにしておく

④ ②の米を炊飯器のお釜に入れて、炊き込みご飯の水量(通常より気持ち少なめ)に水加減する

⑤ 昆布、鮭、秘伝豆、ねぎを④に加え、塩加減をして炊き込みモードで炊飯する

⑥炊き上がったら鮭をほぐし、全体を軽く混ぜて、10分ほど蒸らして出来上がり

器に盛り、好みですりごま、ブラックペッパーを振りかける

 

おいしいです。豆を肌色大豆や紅大豆に変えても合います。お試しください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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