一休さんのお寺で「善き哉」のぜんざいを食す
酬恩庵 一休寺
京都府京田辺市にある一休さんのお寺に行ってきました。
閑かで、とてもステキなところでした。また行きたいと思いました。
そのあたりのことは後日、仕事で書いているkyo・mioriさんの「きょうと彩四季」に書くことにして、豆なブログには豆っぽい話を書きます。
一休寺納豆
一休さんと言えば、いろいろなエピソードがあります。そのひとつが、一休寺納豆を考案されたこと。一休寺納豆は、いまの私たちがイメージする納豆とは異なり、とても塩辛い黒い粒をしています。
試食をいただいて、刻んで小粒にした一休寺納豆の「ふりかけ」と佃煮を購入しました。包装されていても、発酵食品のにおいがします(^^)
かつて、京都 大徳寺で初めてこの類いの納豆を口にし、あまりの塩辛さに退いてしまった経験があります。私の味覚が成長したのか、一休さんのほうが大徳寺のものより食べやすいのか、この納豆の粒は良薬のように感じました。
お寺さんのホームページによると、一休寺納豆は調味料としても、いろいろな活用法があるようです。
一休さんの善哉
「ぜんざいにまだ名前がなかった頃、一休さんが小豆を煮て汁に浸したものを食べて“善きかな、善きかな”と言ったから、善哉(ぜんざい)という名前になったんだよ」と聞いていました。
だから、一休寺でぜんざいをいただくことを一番の楽しみに、私は一休寺に向かったのです。ふふふ。一休さんのお寺のぜんざい。この時期は、冷たいぜんざいをいただくことができました。
ぜんざいには、たっぷりの小豆と、貝のかたちのモナカの種(皮)、白玉が2つのっていました。そうして小豆の上には、あの一休寺納豆も刻んでトッピングされていました。
おいしいのですよ、このバランスが。
冷たい小豆のうっすらとした甘さに、塩っぱい黒い粒、このお寺ならではの善哉=「よきかな」を味わうことができました。(^^)
一休善哉の日
一休寺の最後に、「一休善哉の日」という記念碑と絵馬奉納所の立て看板を見つけました。
一休さんは元旦のお生まれだったのですね。
善哉の日は1月最終日曜日、と書かれています。2018年1月28日(日)を、マークしておきます!
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