上京区油小路通り沿い「亀屋博永」のずんだ餅
自転車ぷち旅の途中に
京都の街中は一方通行だらけです。クルマに乗る人には不便かもしれませんが、自転車族にはお助かり。豆ラボから油小路をずんずん上がって(北上して)いると、通り沿いに気になる表示が目に入りました。
亀屋博永さん、以前から何度も前を通っていて、立ち寄ったのは初めてです。(^^)
自転車で通り過ぎた私をUターンさせたのは「道明寺製ずんだ餅(枝豆)(くるみ)」の文字。入ってみると、おじちゃんが一人でわらび餅を作られていました。
「道明寺ずんだ」と「道明寺くるみ」を一つずつ分けていただきました。
道明寺のずんだ餅
ずんだ餅って、おおかた白玉にずんだ餡をまぶしたものが多いのですが、こちらのは、道明寺粉を敷いた上に餡がのる感じ。
まずは、クルミからいただきました。
「ウソやろ〜? なんコレ? とろ〜ん。おいしい!」
ちょっと、初めての食感と材料。
クルミに「えだ豆・砂糖・食塩・クチナシ色素」が原材料表示に記されています。え、クルミは? シール貼り間違えた? ずんだにも全く同じ表示がされています。
いいや、そんなこと。
なんだかすごく美味しい! くるみ、おいしい!
これで200円+税は、安すぎるでしょう? 包剤にスプーンまで付けて、袋に入れてたら利益が出ないでしょう‥‥ と思いました。
しばらくして、緑色のずんだも味わってみると‥‥
道明寺はふつうのかたさで、粒感の残るずんだ餡はしっかり甘い‥‥
はい。私はクルミ派です! 道明寺のずんだ餅はクルミも枝豆も「早春雪」という製品名です。
ディープ京都へ
最近、思うのです。東京資本、大阪資本のお洒落なお店が京都にどんどん侵出してきて、京都駅付近、四条付近、烏丸御池付近、東山エリア‥‥、観光名所やビジネスエリアには「ニュー京都」が乱立している感じ。お宿もやたら増えてます。
そういう中で、昔ながらの小さいお店は、売上のことや後継ぎ問題などで消えてしまうお店もあって‥‥ 小さいお店も、創業の頃は異端だったかもしれないけど、今では地域に根付く「昔ながらの名店」になっています。その昔ながらの名店が消えてしまわないうちに、私は自分で足を運び、昔ながらの京都のおいしいものを味わっておきたい。
店名に「鶴」とか「亀」とかの文字が入るお店は長寿のお店なのです。
真新しい洒落ぼったい京都より、京都の中の京都を体感したい。
早々となんですが、私の2019年のテーマは
「ディープ 京都へ」
自分の進むべきスローガンが見つかると、迷いが消えて強いです。 つづく
おはようございます。「ディープ京都へ」というテーマ。とても魅力的です。京都は何度足を運んでも新たな発見があるし、飽きないですね。これから紅葉シーズンですが、私はむしろ真冬の京都が好きですね。
長谷川さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
「ディープ京都へ」に反応してくださる方がいて、うれしいです。
東山魁夷の絵にある「年暮る」が私の中にある真冬の京都イメージです。
京都の冬の寒さにも、だいぶ慣れてきました(^^)