とうふ白玉に枝豆ずんだ
丹波の黒枝豆と青森毛豆、やぎはし豆
最近、3種類の枝豆をふんだんに口にしました。
青森県弘前市で知り合った枝豆農家さん、エヌワイ農園の八木橋さんがお送りくださった「毛豆」と「やぎはし豆」、そして丹波篠山で入手した黒枝豆「丹波の黒さや」の3種類です。
毛豆
やぎはし豆
丹波の黒さや
同じ時期に同じジャンルの食べ物を口にすると、その差が歴然とわかります。
「ホクホクと栗のような味わい」と言われる青森の毛豆、まるで「だだちゃ豆」のような風味と香りにそそられる「やぎはし豆」、プリッとたんぱく質豊富な「丹波の黒さや」、‥‥それぞれに個性が際立つ枝豆で、どれを口にしても美味しいのです。
枝豆は、本当はサヤごと蒸し茹でにして、そのままパクッと口にするのが最高に美味しいと思います。しかし、一時期にたくさん手元に集まったので、贅沢にあれこれと料理に活用してみています。(^^)
栗っぽい=デンプン質が豊富なはずだから‥‥
八木橋さんの毛豆は、蒸し茹でにして常温に冷ました状態が最も「栗っぽい」味わいがすると思います。豆トモのTさんとも話したように、デンプン質が豊富ということは「アンコに向いてる!」ということ。
枝豆でアンコを作ったら、ずんだ餡になる‥‥ ずんだ餡は美味しいけど、せっかく枝豆そのものの風味が感じられるのだから、甘くしないほうがいい。だったら、砂糖を加えず塩少々で味付けしたら‥‥?
いつもの「美味しいもの探し」の思考回路がグルグル働いて‥‥ 試してみました。
①白玉粉を豆腐と合わせてこねて、白玉だんごを作ります。熱湯で茹でたら、冷水に浸して冷まします。
②毛豆を茹でてサヤから豆を外し、すり鉢ですりつぶします。豆の薄皮が外れる分は丁寧に取り除きます。
③すりつぶした枝豆に、塩ひとつまみ、熱湯小さじ1〜2を加えて練ります。
④とうふ白玉だんごに毛豆のずんだペーストをのせて、出来上り
昨年7月にも、同じように作っていました。あの頃はまだ、枝豆の食味による使い分けなど念頭になかったです。今回は、明確に出来上りの食味を意識して「青森毛豆」を使いました。
「ホクホク栗のよう」と言われる毛豆をすりつぶして作った甘くないずんだペースト、豆の味が濃厚で、なかなかの味わいです。やっぱりこれに、砂糖の甘さは入れたくないなぁ〜。
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