豆は「しあわせ」のタネである

黒大豆とイチゴのシロップ浸け

お豆のシロップ浸け

黒大豆とイチゴ、黒と赤のコントラストが効いて、おいしそうに見えませんか(^^)

(撮影用に「借りた器」効果も、大です)

 

しかし、写真のシロップ浸けは、あと1〜2日後に食べたほうが、おいしかったと思います。

をシロップ浸けにする時のコツは、浸透圧を利用して甘さを2度入れにすること。「追熟」なる言葉を真似れば「追甘」。ついあま? ついかん? そんな言葉は無いけれど、語呂もあんまり良くないけれど「砂糖は2度入れ」と覚えてください。

 

シロップ浸けを黒大豆とイチゴで作りました

*この組合わせレシピは、福岡県久留米市の穀物屋 森光商店で食べたものを自己流に再現したものです。穀物屋では「黒豆を蒸している」とお聞きしました。

 

〔材 料〕

黒大豆 1カップ

・砂糖 1カップ+1/2カップ (グラニュー糖を使いました)

・いちご 1パック (さがほのか を使いました)

・塩 ひとつまみ

・水 適量

 

〔作り方〕

1.黒豆は1晩水に浸してもどしておく。翌日、いろが染み出たもどし水ごと鍋に入れて茹でる。鉄鍋があればそれを使って茹でる。

2.沸騰してアクが浮いてきたら丁寧にすくいとり、火を中弱火に落とす。

3.そのまま茹で具合をみながら、1〜2時間ほど茹でる。途中で差し湯をして、湯がなくならないよう注意

4.好みのかたさ加減より、やや軟らかめになったら火を止める。

5.別鍋にシロップを作る。水1カップにグラニュー糖1カップを入れ、砂糖が溶けたら、ひとつまみの塩を加えて火を止める。4の豆を湯切りして5のシロップと共にボウルなどに移し、常温に冷めたら蓋をして(ラップで可)そのまま1日くらい置いておく。

6.翌日、5を再度鍋に入れて中火で温める。熱が入ったら、グラニュー糖1/2カップを加えて5〜10分ほど茹でる。砂糖が溶けているのを確かめ、火を止める。

7.常温に冷めたら冷蔵庫へ(半日以上おくと、豆の中に味が沁みて美味しいです)。保存容器などに入れて密封すれば、冷蔵庫で1週間くらいは日持ちします。

8.食べるタイミングで、いちごをカットする。器に黒豆とシロップ、カットしたいちごを盛りつけて出来上り。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 10月
« 9月   11月 »
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー