豆は「しあわせ」のタネである

えだまめ「京 夏ずきん」

気になる枝豆

先般から見かける京都府産ブランド枝豆の「京 夏ずきん」、どうしようかと迷いながらも買ってみました。

京都市内の食品スーパーにて 205g入り 298円+税

〜「夏ずきん」は、丹波黒大豆を品種改良して作られた夏限定の枝豆です。

秋に実りを迎える丹波黒大豆を、夏場のビールのおいしい時期に収穫すべく作られたのが「紫ずきん」、それより更に早い7月下旬〜8月に収穫できるように作られたのが「京 夏ずきん」です。

粒が大きく、もちもちした丹波黒大豆系枝豆の食感が特徴です。というような予備知識を頭に入れて‥‥

 

京 夏ずきんを味わいました

莢に黒豆特有のブチが見られます。丸々と太った豆粒が、モリモリとした莢にしています。

京都特産 丹波黒大豆枝豆「京 夏ずきん」の袋にあるおすすめの調理法は、塩もみして沸騰した湯で約10分茹で上げ、ザルに上げて冷ますと書かれています。

私は、いつものように蒸し茹でにしました。「IHの熱量3」で13分、いい感じの食感になりました。

2粒豆が多く、1粒豆と3粒豆も混じっていました。もっちりとした食感と豆の甘さが独特です。確かに、丹波黒に通じる味わい。豆粒は既に黒くなりかけています。写真で、破けた中が緑色なのがわかるでしょうか?

200gくらい一気に食べてしまえます。中に少し豆粒表面の薄皮の厚みが気になるものもありました。

2粒、3粒豆に混じり、4粒豆も1莢入っていました。喜んで口にすると、ちょっと異様な妙な味わいで‥‥ 両端を切るときに、NGを何莢かよけたのですが‥‥

実は「京 夏ずきん」を前回見かけたとき、あまりにも状態が悪かったから、今回は2袋、3袋チェックして買い求めたのでした。

京 夏ずきん、売場で「298円+税」のものを見つけて購入し、出口付近で同じものが「398円+税」で売られていました。価格が違うのは、中身も違う? 398円のほうを買ってたら、エラーは無かったのかも‥‥

 

京のブランド産品

「夏ずきん」の袋の裏書きに、京のブランド産品についての説明があります。

京都が育てた京野菜

京都で古くから育てられてきた京野菜。独特の形や風味・食感などは、京都の気候風土と、長年培われてきた農法で育まれることできわだちます。

栽培法へのこだわり

京都府が基準を定めた「京都こだわり農法」。健康な土づくりと、農薬・化学肥料の使用を抑えることで、安心しておめしあがりいただけるよう生産しています。

夏ずきんは古くから育てられた京野菜ではなく、売場の商品の状態を見ると「安心して」購入できにくいのです‥‥ せっかく美味しい枝豆なのだから、もっと良い状態で売場に並べてほしいものです。

ひとりの京都市民の願いです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 4月
« 3月   5月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー