豆は「しあわせ」のタネである

京丹波お豆さんクラブの大豆を使っています

「参加の皆さまへ 大豆をお届けします」

12月12日の大豆研修の日、会が終了して帰る頃に主催者さんが持たせてくださった大豆です。

大豆の袋に入っていた紙に

参加された方へ収穫した大豆をお届けします。

選別はできていませんので、虫喰いや莢などが混ざっている場合がありますので、ご了承ください。

大豆の自給率を高めるため、新婦人と農民連では来年に向けても様々な取り組みを行っていきます。是非ご参加ください。

と記されていました。

 

収穫した豆をカラカラに乾燥した莢から取り出し、集め、ゴミを取り除いて、ふるいにかけて、ひとつの袋に入れる。それだけでも大変な手間がかかるのです。

さらに、サイズごとに選別したり、虫喰いの豆や欠けている豆を取り除いたり、手磨きで豆を磨いたり、といった手間を加えて販売されている豆もあります。

ふだん私たちが買ってくる豆には、栽培する方の労力と、収穫後にかけられる手間が加わって真空パックなどの状態で売場に並んでいたりします。1粒1粒、大事に使いたいです。洗うとき、流しにコロンと転がったら、ちゃんと拾って軽く洗って、ほかの豆と一緒にしてあげたいです。

 

一豆三味‥‥京丹波の大豆

ひとまめさんあじ、と読みます。私が作った言葉です。

豆を水に戻して茹でたら、2倍、3倍くらい大きくふくらんで量も増えるから、豆だけ食べていると飽きてしまうかもしれません。いろんな料理に使ったら、何日か食べても飽きることはありません。そんなことを思いながら「一つの豆で、三つくらいの料理を作れたらいいよね」と考え、「一豆三味」という言葉にしました。

京丹波の大豆で、ひと豆三味は

◎スパニッシュオムレツの具に加えました

卵2個、みじん玉ネギ、じゃがいも、茹でた大豆、ピーマン、塩、コショウ、オリーブオイルを使いました

 

◎和風ポトフの材料にしました

玉ネギ、人参、大根、レンコン、茹でた大豆、ソーセージ、塩、コショウ、コンソメ、大豆の茹で汁を使いました

 

◎カブと林檎のサラダに加えました

りんごはレモン汁で和えて、カブは軽く塩をして、大豆の水煮と合わせ、カブの茎の小口切り、塩、コショウ、オリーブオイルで和えました。

 

3品どれも手軽にできます。

豆使いのコツは、豆料理と構えるのではなく「いつもの料理に豆をプラスする」こと。

大豆の水煮(蒸した大豆)は、たいていの料理に合いますよ〜(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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