豆は「しあわせ」のタネである

枝付きの「京丹波 ぶどう黒豆」枝豆

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黒豆の枝豆は、ふつうの枝豆より少し長めに熱を入れ、むっちりホクホクとしたのを頬張るのがおいしいように思います。私はいつも、フライパンで蒸し焼きにして食べています。

フライパンが冷たいまま枝豆を敷き詰めて、餃子を焼くときのように少し水を回しかけ、蓋をしてから点火。弱火で10分ほど蒸し焼きにします(火加減はフライパンやガスの火力で変わりますので、調整してください)。

頃合いをみて蓋を開け、ヤケドしないように気をつけて、1莢つまんでみてください。アッチチとなりますから気をつけて。かたさ加減が好みであれば、フライパンを振って水蒸気を飛ばし、塩をふりかけてから再度フライパンを振って、塩がまんべんなくからむようにしてください。

少し焦げ目が付くくらいでも、おいしいです。特に中期、後期の枝豆がおススメです。もう、ホント、止まらなくなります。

 

 

京都丹波産 新丹波黒の枝豆

連日、「いまが旬」の黒豆枝豆を口にしています。そんな中、

「あぁ、だから枝豆というのね!」と実感する立派な枝振りをした枝豆に出合いました。

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その立派さを、どのように伝えるのが伝わるか、試行錯誤のあとを載せておきます。

 

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ふつうに販売されている枝豆は、ほぼ菜箸くらいの太さの枝付きです。

京丹波ぶどう黒豆の枝豆を菜箸と比べると、ずいぶん枝振りが立派です。

 

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その断面の大きさと言ったら、1円玉くらいの断面です。剪定バサミみたいなハサミで切ったのでしょうか。これぞ、正に枝豆。枝豆は茎ではなくてホントに「枝」に成る豆なのですね!

 

そんな枝につく豆ですから、ぶどう黒豆の枝豆の莢も、それはそれはデカイです。

1円、5円、10円玉とそれぞれ並べてみました。

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きっと、この比較写真は、今ひとつです。コンビニで冷凍輸入豆でも買ってきて、隣に並べたほうが良かったけど、ブログを書いている今はもう、食べてしまって残っていません。。。

 

おいしかぁ!

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「おいしかぁ!」とは、八女弁で「あぁ、なんて美味しいの!」の意味です。

写真は、山盛り食べた枝豆の空っぽの莢(さや)の山。

 

6月からたくさんの種類の枝豆を食べてきて、黒豆の枝豆はやはり「キング オブ 枝豆」のような気がします。この枝豆が10月に収穫されるおかげで、年に5ヵ月も枝豆をおいしく食べ続けることができます。真の黒豆の枝豆を、これからも10月が旬のまま毎年食べられますようにと願います。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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