豆は「しあわせ」のタネである

レンズ豆を使って 〜 手軽にスープ・プラス

師走も残すところだんだん少なくなり、すっかり冬らしくなってきましたね。寒い日には、ほかほか温かいスープで身体を温めましょう。私は意識して根菜を使うようにしています。

いつものスープに、レンズ豆をぱらり。ほんのそれだけで、楽しい気分になりますよ。

レンズ豆は豆ビギナーさんにおススメの豆

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レンズのような形をしているから、レンズ豆と呼ばれるようになったそうです。メガネのレンズとか、望遠鏡のレンズとか、こんな形ですよね。

この写真は「赤レンズ豆」で、オリーブ色みたいな色をしたふつうのレンズ豆の皮をむいたもの。皮がないから、ふつうのレンズ豆以上に茹で時間が短くて済みます。しかも「前の晩から水浸けしておく」手間がいりません。水洗いして鍋に入れ、水から15分〜20分くらいでちょうど良い食感になります。

逆に弱点は、あまり長く煮過ぎると煮くずれたじゃがいものように型くずれしますので火加減にご用心。あ、煮くずれたほうが合う料理、煮くずれたほうが好きな人は、好みの仕上がりに整えてくださいね。(^^)

 

軽く下茹でしたレンズ豆をスープに加えましょう。

レンズ豆入りのミネストローネ・スープ

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〈材料〉

レンズ豆 大さじ2

・タマネギ 1/4個

・人参 少々

・小蕪 1/2個

・厚切りベーコン 適量

・水 2カップ

・固形のコンソメ 1個

・塩、粗挽きコショウ、オリーブオイル 適量

・パセリ、バジル、オレガノなど 好みで

 

〈作り方〉

1.豆を水洗いし、鍋に水と共に入れて10分ほど茹でて火を止める。アクが出たら、すくいとる。

2.豆を茹でている間に野菜やベーコンを切る。タマネギは粗みじん切り、人参はサイコロカット、小蕪とベーコンは食べやすい大きさに。

3.鍋にオリーブオイルを入れ、タマネギとベーコン、人参を炒める。

4.適度に火が通ったら、水1カップとコンソメを入れて10分ほど煮る。

5.茹でておいたレンズ豆と残りの水1カップを入れて煮立て、グツグツしてきたら小蕪を加える。塩、コショウで味を整えて出来上り。好みでパセリなどをふりかける。

 

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*蕪は火の通りが早いので、早くから入れるとユルユルになります。最後のほうで加えて、食感を残すのが私は好きです。

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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