豆は「しあわせ」のタネである

大福豆のふっくらオムレツ

一豆三味(ひとまめさんあじ)

「一つの豆で、3つ以上の料理ができたらいいね」と考えて、私が名付けた豆の活用術です。食品スーパーや小売店等で売られている豆の多くは200g入、300g入といった量で売られています。1袋を一度に水もどしすると、相当な量にふくらんで「トホホ」な思いをすることも‥‥

私は1/2カップずつ戻すことが多いけど、一般家庭ではそんな面倒なことはしないのですよね。なので、「豆は一度にまとめて茹でて冷蔵や冷凍でストックしておき、使いたいときすぐに使えるようにしましょう」と、藪光生 先生もご講演のときにおっしゃっておられました。

冷蔵庫で3〜4日、冷凍庫なら1ヵ月くらい大丈夫ではないでしょうか。自分ではあまり冷凍して使うことはありませんが、冷蔵と共に、試験的にやってみた冷凍ストックのことをコチラに載せています。

 

大福豆を使って

大福豆は、白いんげんの仲間です。サイズは白花豆手亡豆の中間で、白金時と同じように扱いやすい豆です。ホクホクとしたデンプン質のやさしい甘さは和洋どちらにも合わせやすく、様々な料理と組合わせがしやすい豆です。

この前の〔大福豆とカブの赤いスープ〕に続き、オムレツの具にしました。イメージは、じゃがいも。ジャガイモを使う代わりに大福豆や白金時、白花豆を使ってみてください。(^^)

 

大福豆のふっくらオムレツ

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[材料]

・大福豆の茹でたもの  1/2カップ

・豆の茹で汁  大さじ3

・玉ネギ  小1個

・ピーマン  2個

・お好みの香草  フレッシュを適量

・卵  2個

・塩、コショウ  少々

・オリーブオイル  適量

 

[作り方]

1.玉ネギみじん切りをオイルで炒める。ピーマンは1センチ角に切り、香草は刻む。

2.ボウルに卵を溶きほぐし、茹でておいた大福豆、ピーマン、香草、塩、コショウを入れて混ぜる。具がなじむよう、豆の茹で汁を加えて再度ざっくりと混ぜる。

3.フライパンにオイルを薄くひいて2を流し込み、蓋をして弱火で10分ほど、焦がさないように蒸し焼きにする。

4.生地が膨らんで、ほぼ固まってきたら裏返し、蓋をせずに焼き上げる。

5.好みの野菜、マスタードやケチャップなどと共に盛りつけてでき上がり。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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