豆は「しあわせ」のタネである

岩手県産フレッシュえだまめ「げんき娘」

もしかして、初の岩手県産?

京都、堀川丸太町のカナートで見つけました。

「岩手県産? 初めて!」と、うれしくなり即買いです。

フレッシュえだまめには、生産者さんたちのお写真シールが貼られています。「野菜作りの名人たちが作りました。丸共園芸グループのみなさん」と書かれています。

しかも、ちゃんと「げんき娘」という品種名が明記されています。素晴らしい!

その「げんき印」のシールには「茶豆風味の枝豆/農林水産省品種登録 第16452号」と載っています。

枝豆の莢は、けっこうワイルドな印象です。310g入り 298円+税でした。

3粒豆が多く含まれ、半分〜それ以上が3粒豆でした。莢は細く平べったくて、3粒の成り口の1粒は未成熟なものも混じっていました。

 

「げんき娘」を味わいました

いつものように、塩をして、両端を切り落としていると‥‥ 「多少、選別がユルイかな?」という感じも受けました。遠方から送られて来ているわりに、たくさん入って安価だから‥‥ かもしれません。

豆の莢のうぶ毛の様子や、サヤ表面に現れたブチの様子などから、「きっと広い畑で育ったのだろうな」と思いながら味わいました。

「茶豆風味」と書かれていますが、過熱時と直後は、そんなに強い香りを感じることはなく、どちらかと言うと白毛の枝豆の青く若々しい味のように感じました。

プリッとおいしい枝豆です。莢の中には、きれいな黄緑色の豆粒が並びます。

温度が下がって常温くらいになると、茶豆風味を感じました。冷ますほうが、旨みが強くなるように思います。

冷蔵庫に入れて冷やしたら、さらに香りが強くなりました。味わいも深くなり、茶豆風味をより実感することができました。

「げんき娘」、おいしい枝豆です。

 

鮮度保持フィルム

今回、初めて知ったこと。

フレッシュえだまめはジッパー付きの「新機能性スパッシュフィルム」という材質の袋に入っていました。

最近の枝豆は「Pプラス」の袋に入っていることが多かったので調べてみたら、スパッシュ®は三井化学東セロ株式会社の鮮度保持フィルムとのこと。勉強になりました。

鮮度保持フィルムに入った枝豆も、買ったらできるだけ、その日のうちに食すのがよろしいかと思います。

枝豆も野菜のなかま。呼吸するとき糖分を使うから、日がたつほど旨みが抜けていくのだと、枝豆農家さんに教えていただきました。

収穫されて家庭に届くまでの間の温度も、枝豆のおいしさを損なう要因の一つだそうです。すぐに食べないときは、必ず冷蔵庫の野菜室に保存してください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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