豆は「しあわせ」のタネである

豆のブラウニーを習う

ブラウニーとガトーショコラ

豆パン作りを続けています。豆パンではないのだけど、3月に甘いものをたくさん食べていて、ふと思いつきました。

「これ、自分でも作ってみたい。豆入りで作れないかなぁ?」

イメージしたのは、京都 リンデンバウムで「クッキー」の名前で売られているお菓子。

ココア+チョコレートの焼き菓子に豆を加えても負けてしまう・・・ そんな予感があったから、力のある豆を合わせようと考えました。

選んだのは、昨年冬にシュトーレンのメインに使った紫花豆の甘煮。そして、もう一つは、黒大豆の塩茹で。うまくいきますように、と思いながら、パン教室の内山先生のところに持参しました。

先生から提供されたレシピは「パン耳流ブラウニー」。

ブラウニーとガトーショコラ、クッキーの違いが気になりながらも、レシピに沿って作りました。

<後で調べたメモ>

■ブラウニー アメリカの代表的なケーキで、ブラウンが語源。生地に全卵を混ぜる。ナッツやチョコチップ、チャンクチョコなどを混ぜる。外はさっくり、中はしっとり。

■ガトーショコラ フランス語が語源のチョコレートケーキ。卵白をメレンゲ状に泡立て、粉類と合わせる。ふわっと軽めの食感。

■クッキー 小麦粉を主原料とする小型の焼き菓子。しっとり、サクサク、ほろほろなど様々な食感のものがあり、材料やレシピも豊富

 

パン作りより超カンタン!

こねないし、叩きつけないし、発酵の待ち時間がない。ブラウニーって、こんなにラクに作れるの〜! が率直な印象。豆を準備するほうが、よほど時間かかりました。

材料は、チョコレート、バター、砂糖、全卵、牛乳、アーモンドプードル、米粉、ココアパウダー、豆やナッツ類

今回はオーブンで普通に焼くバージョンと、湯煎焼きの二つの焼き方で違いを見ることに。

普通の焼き方のものにはアーモンドが入り、湯煎焼き①は紫花豆、湯煎焼き②は黒大豆を入れました。

先ほどの「外はさっくり、中はしっとり」で、カリッとアーモンドが効いてるのがオーブンで普通に焼いたバージョン。

「外はベトベト、中もしっとり」で、豆が味と食感のバランスをとっている感じなのが湯煎焼きでした。

3タイプ、いずれも美味しいと思います。

単品で食べたら、どれもOK。食べ比べすると、私の好みは普通焼きのアーモンド入り(写真の右端)でした💦

 

それって、どうなん?

せっかく豆を入れるのに、豆入りがマイベストになって欲しい・・・

友人Sさんから、紫花豆バージョン(写真では左から2本目)を「最高に美味しいです! ボリュームあって、お腹も膨れるし、ダイエットしてる世の女性にも受け入れられるのではないでしょうか?! これは販売されたら買います!! ごちそうさまでした」とベタ褒めな感想をいただきました。

やさしいね、豆トモさんは・・・

3タイプ、いずれも美味しかったけど、目指したリンデンバウムの食感とは遠い感じ。やっぱり、リンデンバウムの「クッキー」は偉大ですなぁ😄

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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