豆は「しあわせ」のタネである

父の命日に「黒飯」

3年たちました

2月27日、今日は父の命日です。本当は実家に手を合わせに帰りたかったのですが、インフルエンザで消えた1週間を取り戻すべく、仕事をしています。

実家にお線香とお供えを送りました。

そして、今日は黒飯(こくはん)を作りました。

 

昨日のうちに水浸けしておけばよかったのですが、黒豆を浸し忘れて、代わりに黒千石を使いました。

お蒸かしは、もち米にうるち米を合わせて炊飯器で‥‥

窓辺に供えて「お父さ〜ん!」と呼びかけながら、しばし置きました。

 

晩年は、甘いもの好きに変わった父。饅頭などあんこものも食べたし、納豆を常食していました。今ごろ、あの世で何をしてるのでしょう。

お父さん、元気でね!

 

黒飯の作り方

(炊飯器バージョンです。正規は蒸し器で‥‥)

[材 料]

餅米1.5合 精白米0.5合 塩 小さじ1/4

黒い豆の水煮 大さじ2〜3 塩 少々

 

[作り方]

①黒い豆の水煮を用意する。1晩水浸けして、鍋に豆、水、塩少々を入れて茹でる。

黒大豆黒千石(雑穀売場で売られている小粒の黒い大豆)、黒小豆黒いんげんなど

②餅米と白米を合わせて水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく。

③炊飯器の「おこわ」目盛りで②を水加減し、塩を加えて「おこわ」モードで炊飯。

白おこわが炊き上がったら、①の豆を水切りし、炊飯器のおこわに混ぜて再度ふたをし、10分ほど蒸らす。

④器によそい、好みで白ごまをふる。

※黒い豆を、餅米や白米と一緒に炊飯すると豆の色がごはんに移り、薄紫色〜濃い紫色になります。黒飯をつくるときは、炊き上がったごはんに黒い豆を混ぜ合わせてください。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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