豆は「しあわせ」のタネである

和歌山の「うすいえんどう」を使って

5月4日は「うすいえんどうの日」

もうそろそろ、うすいえんどうの日が近づいてきたな、と思って今日はピースご飯を作りました。

使ったのは、和歌山県産のうすいえんどう。生産量が日本一の和歌山県、その和歌山県の農業協同組合連合会が制定され、もう何年も続いています。

5月4日「みどりの日」に、うすいえんどうの爽やかな緑色をイメージして制定されたのだとか。エエですね。

 

色鮮やかなピースごはん

むかし、子どもの頃に母が作ってくれたピースごはんは、豆の色が薄くにごった緑色をしていました。ごはんに豆成分が移るのか、何となく黄ばんだ色のごはんになっていました。

大人になって作るようになったピースごはんも似たような感じ。豆に傾倒するようになって、鮮やか緑色のピースごはんを作れるようになりました。

枝豆ごはんにも、この作り方を応用しています。

それでは、色鮮やかなピースごはんの作り方をご紹介します。

[材料 茶わん約4杯分]

・うすいえんどう 150〜200g(豆だけでは60〜80g)

・うるち米(白米) 1.5合

・もち米 0.5合

・塩 小さじ1/4〜1/2

・白ごま、金ごま など 少々

 

[作り方]

①白米ともち米を合わせて水洗いし、ザルにあげて30分ほどおく。

②うすいえんどうを剥いて豆を取り出す。鍋に湯を沸かし、塩を入れて沸騰したら豆を入れ、中火で5分くらい茹でる。

③火を止めて鍋から煮汁を分け、豆と別々に冷ましておく。

④煮汁でごはんを炊く。水の量は2合分より、気持ち少なめにする。このとき豆は入れないで炊飯する。

⑤炊き上がったら豆を加えて混ぜ合わせ、10分ほど蒸らし、出来上がり。

一度に食べてしまわないときは、炊飯器で保温するのではなく、保存容器に移して冷ましておく。食べるときにレンジアップするなど再加熱すると、豆の色は鮮やかなまま、ごはんの色も黄ばんだりしません。

ピースごはんの日に、たくさんのご家庭の食卓に、ピースごはんが登場しますように。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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