豆は「しあわせ」のタネである

「りなちゃんのほっぺ」初訪問

ご近所のおやつ屋さん

堀川通の1本内側、堀川沿いの細い道から見える立看板が気になっていました。

「りなちゃんのほっぺ」という店名の、愛らしいキャラのお店。

一見すると、こじんまりとした「手づくりのおやつ」を販売するお店。きっと、お若いお嬢さんが作られているのだろうなと思って「いつか寄ってみよう」と、ここ1、2年通り過ぎていました。

そして、この度、初めて入ってみたのです。

 

入ってすぐのショーケースに、ポップなおやつが並んでいました。

店の左奥で、おじさんが何かされているご様子。

私「こんにちは。りなちゃんは、今日はお留守ですか?」「りなちゃんが作っておられるのですよね?」

おじさん「作っているのは、私です。りなちゃんは、孫の名前です。孫が生まれたので店の名前にしました」。

心の声「え〜! おじさんが作ってるの??」

だって、▼こちらが外の看板です。

絶対、女の子が作ってると思い込んでいました。

お孫さんもおられるおじさんは、60代?

ショーケースの中は、だいぶ売れている感じでした。

私のチョイスは ▼こちらです。

 

「ミックス鹿の子」のクロワッサンリング

この店に「豆っぽいのを買いたい」と思って入ったわけではありませんでした。

しかし、目に入るのはやっぱり、豆っぽいの。ラッキーです。ありました!

鹿の子・ひよこ豆・金時豆・青エンドウが使われていると表示されていました。

この並びから見ると・・・「鹿の子」と書かれた豆は「天」と、「地」の左に付けられた白い豆? 手亡豆の鹿の子?

おそらく業務用の豆甘煮ですね。

クロワッサンリングは、すこ〜し「泣き」がきている印象?

たぶん出来立ては、パリパリだったのでしょうね。

ひよこ豆・青えんどう・・・ と数えながら食べているうちに、クロワッサンリングは一瞬でなくなりました。

 

ミックス鹿の子のクロワッサンリング 260円も良かったけど、

りなちゃんのお店ではなく、りなちゃんのおじいちゃんが、りなちゃんのことを思って開いたお店だと知ったことが良かったです。

おじさんはおそらく、りなちゃんに食べさせたいおやつ菓子を作っておられるから、こんなにキュートになるのでしょうね。

りなちゃん、ごめ〜ん。私みたいなおばちゃんが食べちゃって・・・

 

探検って・・・

私は、豆と豆料理の探検家です。私の考える探検とは、ワクワクを見つけに行くこと。

それは沖縄や北海道や新潟などを訪ね行くことだけではなく、ご近所さんでもいいのです。いま自分にとって身近なお店も、他府県に暮らす人からすれば「探検マインド」が浮き立つ体験かもしれません。

いえ、遠い近いの話ではなく、気持ちの問題。今日もまた、「知らない何かを知ることってワクワクする」。それを探検と称してよいと私は思っています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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