豆は「しあわせ」のタネである

river RAMEN の「Shiro」を確かめに

初訪問は6月

京都の人気店「食堂おがわ」の小川さんが出された2軒目のお店は、ラーメン屋さん。気になりながらも、ようやく店に行ったのは6月の土曜お昼前。

ラーメンを語らせたら日本でトップ5に入るであろう友人に、オマケのようにくっ付いて行きました。

 

食券を買ってもらい、2人で2つのラーメンを注文。

太ちぢれ麺に魚と鶏ベースのスープ、白菜、白髪葱、カイワレ、かつお節とチャーシューがトッピングされた「kohaku」、ゆずの使い方が和食の職人さんっぽい、と思いました。

 

Shiro」は細ストレート麺に、2種類のチャーシュー、カレー風味のかき揚げやサフランがのっていました。工夫いろいろ。

注文前に「しろ」は豚骨スープのことかなと思っていたら、白味噌の「しろ」だそう。

味覚音痴の私は、自分で食券も買ってないから、説明を読むこともなく2つのラーメンを味わい、丼の形がユニークなことに気を取られ、「Shiro」に白味噌が使われている意識がありませんでした。

「どっちもおいしいけど、個人的にはkohaku のほうが好き」と言ったら、フードジャーナリスト・ラーメン評論家の友人は「Shiro は、白味噌の使い方が‥‥」と。「え、白味噌が?」と思ったけど、その日は「白味噌」について、それ以上を語れず。

 

白味噌って、豆の仲間やん!

「味噌の味がわからなかった」ことは、豆料理探検家にとってショックでした。動物系のスープはクセが強いから、豆が負けてしまうことは、豚骨スープに白いんげんを合わせようと試みたとき経験済みです。

「わからなかったのだから、もう1回行ってみよう」と思って、ようやく再訪。そして、頼んだのは「つけめん Shiro」。暑かったし、せっかくなら前回食べてないものを‥‥ と考えてチョイスしました。

2種類のチャーシューがレアで肉肉しい味わい。白味噌は‥‥? 「つけ麺スープは濃いめにしてます。最後にスープ割もどうぞ」と言われた つけダレの22時のスープは(23時閉店の店)‥‥

「午前11時半のラーメンスープのほうが好き」というのが、率直な感想。もう一度、昼間に ラーメン「Shiro」にリベンジする?

river RAMEN のいいなと思うところは、店長さんと店員さんが親切なところ。食堂おがわの小川さんが、時々店に顔を出して、いちスタッフのように仕事をしておられるところ。さほど並ばなくても食べられたこと(たまたま?)。

river もですが、暑気払いに もう一度、食堂おがわ さん予約を頑張ってみようかなぁ‥‥

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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