豆は「しあわせ」のタネである

「豆の日」と、味まつり

10月13日。豆の日普及推進協議会さんのホームページによると、今日は「豆の日」なんですね。旧暦9月13日、十三夜は「豆名月」とも呼ばれ、豆をお供えしたことから、新暦10月13日は「豆の日」になったそうです。

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10月の連休に、丹波篠山に行って来ました。お目当ては黒豆枝豆です。前に書いた「丹波篠山味まつり」開催期間に合わせ、枝豆いろいろを探検して来ました。
 
黒豆枝豆を中心に、町全体が一つになって大盛り上がり。豆が地域おこしの原動力になる、素晴らしいお祭りです。
 
丹波の黒さや」の名前で「丹波黒大豆のえだまめ」を世に送り出した「小田垣商店」さんが、黒豆枝豆の発祥と言えるでしょう。昭和48年のことだそうで、昭和59年から通信販売でも売り始められたとのこと。
今ではこの時期、篠山の至る所で黒豆の枝豆が販売されています。味まつり会場、商店の店先、テントを張った販売ブース、田んぼの脇、枝豆畑枝豆狩りをやっているところもありました。
 
 
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いろんなところで枝豆が山積みして売られているのを見ましたが、やはり私は小田垣商店へ伺いました。

軒先に吊るされた乾燥中の黒大豆、見事に葉を茂らせ、プリップリ青々とした莢が鈴生りに着いた鉢植え、店内の活気、佇まいそのものが黒光りする黒豆の名店です。

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こんなふうに大きくて見事な枝豆だから、あの飛切極上のような立派な黒大豆になるのですね。
種苗屋さんから豆類販売の店を起こされたと聞きますから、種にする豆も極上のものを使われているのでしょう。
ことし、自分で「ベランダ枝豆」などと称し、農家さんにおこられそうなお遊びに興じておりました。だからよけいに、この生き生きと枝葉を伸ばし実をつける枝豆が、見事なものに映ります。
うれしいなぁ、秋のごちそう。
こんなに美味しいものを、みんなが食べられるようにしてくださって、
小田垣さん、ありがとうございます。生産者の皆さま、ありがとうございます。
味まつりの会場や町なかでは、黒豆を使った様々な加工品が売られていました。
 
 
IMG_20151012_114256 20151013133224 黒豆ソフト

左から

・茹でた黒豆枝豆と篠山牛の丼

・丹波の黒豆ビール(黄桜さんの発泡酒)

・黒豆ソフト黒豆きな粉が練り込まれています)

ほかに、黒豆パン、黒豆コロッケ、黒豆クレープ、黒豆中華ちまき、黒豆タコス、黒豆茶、黒豆煮なども売られていました。

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しかし、やはり味まつりの主役は、これですね。

丹波の黒さや」、これからしばらく  しあわせな日が続きます。(゚▽゚*)

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  1. 2017年 9月 04日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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