豆は「しあわせ」のタネである

栖園謹製 ぜんざい

大粒丹波大納言ぜんざい

小豆を紙コップに半分くらい毎日食べ続けて、半年もすれば冷え性が気にならなくなります」とお聞きした藪光生 先生のお話を意識して、気がつけばまた、小豆を口にする日々です。

買い置きしていた栖園のぜんざい。

月替わりの「琥珀流し」で知られる栖園で、小腹が空いているとき注文するのが「琥珀流しと小椀ぜんざい」。その「ぜんざい」をテイクアウト用にも販売されています。

袋入りのぜんざいと一緒に、トッピング用のあられが2つ入っています。

・袋のまま沸騰したお湯に入れ、約5分湯煎する

・耐熱容器に移し、ラップをかけて電子レンジ500ワットで1分半〜2分温める

いずれかの方法で、手軽に口にすることができます。

たしか持ち帰り用は、780円+税だったと思います。

 

栖園謹製のぜんざいを味わいました

湯煎してお椀によそい、とっておきのお盆にのせて‥‥

すっきりとした味わいのぜんざい。塩で甘さを強調するのではなく、シロップのように澄んだ甘さです。ほっくりとやわらかな大納言小豆。豆のでんぷん質がくずれ落ちないように、薄皮が周りをおおっている印象。

あぁ、毎日小豆を煮て、10年くらいしたらこんなぜんざいに仕上げることができるようになるでしょうか。豆の1粒1粒が、椀の中に仲よく収まっている印象です。

京都 六角堂近くにある栖園のぜんざい、お店では白玉が浮んでいますが、持ち帰り用は国産餅米のあられが2つ添えられています。

また、お店にも行きたいな。12月は丹波の黒豆と黒糖蜜の琥珀流しです。(^^)

 

大粒丹波大納言

栖園でぜんざいをいただくとき、いつも思うのが、

「腹割れしないように用いられる大納言は皮がかたいはずなのに、どうして栖園のぜんざいは、こんなにふっくらとして、皮が気になることなくうっすらと煮上げることができるのだろう‥‥?」

それについても「怖いもの知らずの素人」質問で、お店の奥さんにお訊ねしたことがあります。すると「大納言も職人が煮ています」との極めてシンプルなお返事でした。職人さんの技術はすごいなと思います。

持ち帰り用ぜんざいのしおりには、

丹波大納言小豆の中でも希少な春日大納言小豆を使用した栖園特製ぜんざい」と書かれていました。

 

おいしいぜんざいは、

1.豆が良い

2.作り手の腕が良い

3.「栖園のぜんざい」という期待感が、より美味しく感じさせる

のだと思います。あー

いつか自分でも、こんなぜんざいが作れるようになりたい

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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