白丸とんこつ豆腐スープ
さすがですね!
[一風堂]と八女市の[加藤とうふ店/豆藤]のコラボで、[白丸とんこつ百年豆腐]が発売されたのは昨年3月のことでした。限定3店舗で1ヵ月間1日20丁ずつだったのが、あまりにおいしくって途中から6店舗追加され、各店1日40丁の百年豆腐の分だけ販売されました。おかげで私は、銀座と梅田で[白丸とんこつ百年豆腐]を味わうことができたのです。
あの味は衝撃でした。印象的でした。
誰もが知っている豚骨スープと、豚骨ラーメンが生まれる前から日本人が食べてきた豆腐を合わせたスープに「さすが、河原さん!」と感服しました。「誰もやらないことをやる」は「変わらないために、変わりつづける」と同義語に思えました。
そのおいしい記憶が、この4月よみがえってきました!
白丸とんこつ豆腐スープ
ふふふ。よかった。豆腐が入っているおかげで、豆なブログに書ける〜!
[白丸とんこつ豆腐スープ]のカップには、フリーズドライのなめらか豆腐と、かやくと液体スープが入っています。乾燥豆腐とかやくを入れてお湯を注ぐと30秒で完成。うれしいくらい、ふわふわ豆腐にもどります。一風堂の白丸元味テイストのカップスープに、ほろほろくずれる豆腐が咲いて、え〜感じなんです。
熱いから気をつけて、ひと口目をすすります。
う、なかなかやるやん! 猫舌だけど気をつけて、ふた口目、三口目とすくいます。
おいしい!
白ごはんが欲しくなります。さすがに猫まんまにはしなかったけど、ミニサイズの替え麺とかあってもOKな感じ。そうだ、みんなの声も聞いてみよう!
■食べた人 50代男性「思ったより、あっさりして食べやすかった。チャーシューもそんなに多くないから、気にならなかった(いつも豚骨ラーメンのチャーシューを残す人です)。中華麺を買ってきて追加してもいいかもね」 ⇒ それならカップラーメン買うほうが早いよ!
■食べた人 30代女性「おいしかったですぅ〜。食べてるとき、ラーメンが入ってないか、何度もスープをかき回しました・笑」 ⇒ あぁ、あなたもそう言いますか。笑
とんこつ味だから、お豆腐スープにみんなは麺を欲するのですね〜。
豚骨ラーメン発祥から80年、一風堂誕生から31年半を経て、とんこつスープは人々の味覚にラーメンのスープとして根強く刻まれたことの証明かもしれません。
そして、もう一つの発見は‥‥
豆腐スープのスープは最後まで残さずに飲み干す、ということ。これ、偉大な真実です(笑)
7イレブン×NISSIN×一風堂
かつて、北海道の[すみれ]と共に[一風堂]の店名入りカップ麺が日清食品から発売されたのが、店名入りカップラーメンの始まりでした。あれから雨後の筍のように、多くのラーメン店のカップラーメンが発売されるに至りました。
いわば[すみれ]と[一風堂]は、全国のラーメン屋さんに即席麺を通じたピーアール効果と、売上とヤル気をもたらしました。
あれから何年たったのでしょう。[一風堂]は豆腐スープを世に出すことで、ラーメンのスープを食事の椀ものとして食す道を切り拓いたのだと思います。
だってね、(私の場合)カップラーメンを食べる数少ない機会において、「カップラーメンのスープは残すもの」の意識しかありませんでした。しかし、この豆腐スープにおいては、レンゲを使って最後まで飲み干したのです。
「まさか、私としたことが‥‥」、自分で信じられないです。それくらい、おいしかったです。
最初の1杯を食べてすぐ「セブンイレブン 日清 一風堂 白丸とんこつ豆腐スープ」で検索したら、セブンプレミアム向上委員会にも商品が紹介されていました。向上委員会のサイトは‥‥ ふだん、自分の生活とは無縁なコンビニ食を、改めて見直すキッカケをいただいた気がします。
河原さん、Mさん、ありがとうございます! ごちそうさまです!
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