豆は「しあわせ」のタネである

2021師走のみそ仕込会 その1

みそ仕込☆初参加・2回目・何回も

今シーズン初のみそ仕込会を開催しました。本日の参加者3名、大阪から参加してくださった「みそ仕込初めて」の人、京都から「3〜4年前に1回きました」「もう何回か参加しています」という人。麗しい女性3人と、私で4軒分のみそを合同仕込しました。

毎年こうして味噌仕込会を開催するのは、

①豆に直接ふれる機会を持っていただきたい。

②初めてで不安な人も、1回やってみると自信がつくから、自分ひとりでもできるように

③みそを自分で仕込むことで、世の中で売られている味噌にも関心を持つようになる 

④自分で仕込んだ味噌を通じて、日本の食文化・食生活を考えるキッカケになったらうれしい。

と、おおよそそんなことを考えています。世間の流れに沿って、YouTubeやzoom配信でのレッスン・・・では、伝わらないものがあると思うから、私はアナログのまま直接お伝えし、質問には直ぐにお返事し、現物を味わって、カラダに落とし込む記憶を大切にしたいと考えます。

うれしいことに、みそ仲間はちょっとずつ増えています😀

豆を水浸けするところからすると時間がかかるため、「前日夜に水浸け〜今朝から茹でて」を私が担当しました。

そして、朝から水煮。いつも使っている秘伝豆、2021年産の新豆につき、茹で時間は2時間強でやわらかくなりました。

仕込会は午前11時スタート。2チームに分かれ、手分けして進めました。

帽子、マスク、手袋着用。

皆さん黙々と手を動かして、やわ茹での大豆を潰しています。「手が疲れるぅ〜」

合同作業はコチラ👇

 

①豆を潰す ②こうじをパラパラにほぐして塩切り ③潰した大豆と塩切りしたこうじを合わせ、みそ玉を作る ④保存容器のアルコール消毒 ⑤みそ玉を容器に入れ ⑥表面をなだらかにし ⑦ラップをして四隅に塩 ⑧唐辛子をのせて蓋をして ⑨日付メモを貼って出来上がり

 

 

みその食べ比べと試食会

①から④まで、製造年のちがう味噌を味わっていただきました。

人気は①の2013年仕込みと④のいただきものの白みそ。

付け合わせに、AMACOさんのラブレ乳酸菌と甘麹入りのAMACO BREADを生とトーストで。みその食べ比べ用には、パン自体がチカラあり過ぎ? 美味しくいただきました。

本日の試食は、みそ汁に2020年12月仕込みの味噌と昆布出汁、大豆だし(茹で汁)で作ったけんちん汁。

大豆の旨みがしっかり出てる感じです。牛蒡と上田の手あげが、いい仕事しています。

そのほかの試食は、コチラ。

秘伝豆のひたし豆・人参とレンズ豆のサラダ・レンズ豆100%のショートパスタとゆで卵のタラモサラダ・大豆出汁のけんちん汁・煎り大豆とじゃこの炊き込みご飯・白菜ぬか漬け

Mちゃん差し入れの芋きんとん・自家製 黒豆入りのシュトーレン

 

師走のみそ仕込み、偶然にも昨年も同じ12月5日に仕込みをしていました。みそが出来上がるのは半年後。来年もまた、元気に過ごせますように。みんなの味噌が美味しく出来上がりますように。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 4月
« 3月   5月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー