豆は「しあわせ」のタネである

あずきの島へ、初上陸【小豆島】

 小豆島、一度行ってみたいと念願してました

「豆の人だから、いつかは行かなきゃ」と思っていました。それを決定的にしたのは、今年のGW後半に見つけた『まめまめびーる』でした。

何これ? → ブルワリーのお店の名前です

え、豆でビールが作れるん? → 今のところ『まめまめびーる』さんには、まだありません

へぇ〜、豆料理が食べられるんや! → マメコンカンなど

 

そんなことを知ったら、もう行きたくて仕方なくなりました。

が、GWは島で宿がとれず、船内にて夜明かしすることも覚悟して弾丸日帰り強行を考えてみるも・・・ 腰痛で断念。

そして、今回の出張取材となりました。

良かったです。すっごく良かったです。世の中の人は生きているうちに最低1回は、小豆島に行ってみることをお勧めいたします。

 

まめまめびーる、最寄は坂手港

小豆島への行き方はいくつかあります。

・三宮駅 → 神戸港 → ジャンボフェリーで坂手港

・岡山駅 → 新岡山港 → フェリーで土庄港

・岡山駅 → マリンライナーで高松駅 → フェリーで土庄港

・姫路あたり → 船で島のほかの港

私は「行き」を神戸港から、ジャンボフェリーに3時間くらい乗って行きました。島に行くなら船旅でしょう! って感じで。

テンション上がりました。行くぞ〜って気持ちが盛り上がって、甲板で浴びる潮風にワクワク、期待感が高まりました。

3時間あったら京都から博多まで行けるけど、船旅はそれほど長く感じませんでした。コンセントも使えて、テーブル席もゴロ寝席も使えて、カジュアルな食べ物も売ってて、私としては帰りの土庄〜岡山ルートより、行きの3時間のほうがテンション上がりました。

坂手港に着き、島に上陸。ホテルに荷物を預け、いざいざ、まめまめさんへ。

 

まめまめびーる 海を遠景にノドをうるおす

醸造所に併設のカフェは、センスのいい手づくり感で迎えてくれます。

案内表示、看板、店構え・・・ シンプルでやさしい表現にそそられました。

女性の店員さんに質問しながら、まめまめびーるとランチを注文し、海の見えるテラス席へ。

人が通ってできたシロツメグサの道が、参考方向を案内してくれました。

そこに広がる景色や正に、まめまめさんのホームページで見た、あの景色です😊

注文したのは入門編の「白まめまめびーる」。午後の予定も考えて小さいほうのグラスでオーダー。視界奥に広がる海のキラメキを透過するように、すっきりと飲みやすいビールでした。

180ml、330ml、5種類と3種類の飲み比べセットあり

続いてランチプレート。「週替わり ビールのための豆と発酵のランチプレート」には、彩りよく盛りだくさんのおいしそうな料理が踊っています。

塩麹の唐揚げ、野菜豆のひら豆(モロッコいんげん?)、マメコンカン、ジャガイモのロースト、たたきごぼうともろきゅう、お野菜盛り合わせなどが白ごはんと共に。

先ほど畑で摘んでおられるのが見えたフレッシュのフェンネルが、瀬戸内の島料理を西洋の港町でいただいているような気分に。そう、ここは日本の瀬戸内海に浮かぶ島。

海辺の光が、滲み出る汗が、まとわりつく潮風が、ビールとランチプレートを格段においしくしてくれます。

「まめまめびーる」のネーミングは、醸造家さんの奥さまによるもの。小豆島、まめの字のつく島で飲むビールに、この上ない敬意を表したナイスなネーミングだと感心しました。

「まめまめびーる」、この名前が私をこの島に連れてきてくれました。

 

まめまめびーる 醸造所 Brewery & Pub

香川県小豆郡小豆島坂手甲769

原則として、木曜〜月曜の12〜17時営業。まめまめびーる さんのホームページに、醸造所と「きまぐれびーる屋台」の営業カレンダーが載っています。

https://www.mamemamebeer-shodoshima.com/

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コメント

    • ara
    • 2023年 7月 08日

    お天気で何よりでしたね!
    生きているうちに1回は、の言葉で、
    近いうちに行きたくなりました。

    息子に小さいお豆の島行きたい?って聞いたら、
    何の生き物いるかなー?と図鑑をみてさがしていました。
    ご当地の食べ物ではなく、ご当地の生き物、か‥

      • Nodoka
      • 2023年 7月 09日

      araさま さすが、息子クン! どんな生き物がいるんだろう? 海がとってもキレイでした。屋台では蚊と灯りに寄ってくる虫がたくさんいました。

      小豆島、ステキなところです。ぜひ、お訪ねください

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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