豆は「しあわせ」のタネである

幸楽屋のアジサイと金魚鉢

「6月16日、和菓子の日」につき

昨日のブログを書くのに、和菓子の日の由来を調べていたから、今朝から「和菓子を買おう」モード満々でした。

和菓子の日」に載せたい写真があって、その和菓子を買いに行きました。

地下鉄の鞍馬口駅から徒歩5分くらいのところにある「幸楽屋」さんです。額縁山門の天寧寺さんへの通り道にあります。

 

買いたかったのは、幸楽屋さんの「金魚鉢」。私が訪れたとき、お店には4鉢が並んでいました。

 

金魚鉢の金魚は、手亡豆と小麦粉で作られたものだそうです。そのほか、製法の細かいことは2年前の豆なブログに書いています。

 

アジサイに白あん

幸楽屋さんで金魚鉢と、どれかほかに涼し気なのを‥‥ と見ていたら、今の時期を象徴する和菓子を見つけました。

紫陽花の花びらは、薄紫色の四角い粒ゼリーです。まん中にキメ細やかな白餡が入り、その周りに小さな花がいくつも開いたように、立方体の小粒ゼリーが付けられています。

写真を撮って、しばらく眺めてからいただきました。

ゼリー1粒ずつ外し、途中から白あんも一緒に口に運びました。

「お菓子は季節の語り部」と、若かりし頃に教わった言葉がよみがえってきます。初夏には初夏の空気感を描き出す和菓子。いいですねぇ!

 

一緒に買い求めた千鳥を並べてみました。和三盆糖で作られているそうです。落雁みたいな味がしました。

あぁ、いろいろなことがありながら、もう、季節はすっかり夏ですね。(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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