豆は「しあわせ」のタネである

京阿月の懐中志留古「京のみたらし」

京の懐中しるこ、食べ比べ中です

「懐中しるこ」とは、お花見や紅葉狩りなどの風情あるひとときに、おしるこを外でも食べられたらいいなと考案された、いにしえから今に続く甘味です。

いつ頃できた食べ物か、私はまだ知り得ていません。しかし、これを考案した人のサービス精神と探究心を素晴らしいなと思います。きっと、甘いもの好きな人が考えついた食べ物なんだろうなと思います。

9月から始めた懐中しるこの食べ比べ、これが4味目です。

 

懐中しるこ vol.4 京阿月

京阿月さんの懐中しるこは、串だんご型をしています。まぁ〜るいのが3つ、串にまとまっています。小豆、抹茶を購入。もう一味あるようですが、その日はまだ並んでいませんでした。

「京のみたらし」の栞に、縁起が記されています。

みたらし団子は、厄除けのため神仏にお供えする菓子だった。「京のみたらし」は、小豆のさらし餡を富焼きの三つの団子にまとめ、疲労回復、厄除けの「志留古」とした。というようなことが書かれています。

 

それも把握した上で、京のみたらしを一気に2味いただきました。

3つをそれぞれ、串から外します。何となく、鈴もなかっぽいですね。

 

それぞれに、熱湯150ccを注ぎます。

蓋をして、しばし置きます。2〜3分くらい? それぞれ、よくかき混ぜて出来上りです。(^^)

 

最初に「小豆」味をいただきました。

小さく浮いているアラレが特徴ですね。富焼きが丈夫なのか、◯の中のさらし餡がちょっと出しづらくて苦戦しました。みたらしを串刺しにしている串を箸替わりに使うと書いてあったけど、私は一度に2味食べたから2本使えたけど、ひとつだけの人は食べづらいかも?

いえ、自分でスプーンか箸を用意すれば良いだけのことですね。

お味は、ほんのり程よい甘さで、3つある団子型の富焼きが良いアクセントになります。アラレは年配の人には、ちょっとしんどいかもしれません。

 

あとでいただいた「抹茶」味のほうが◯が溶けやすく、中の白さらし餡を出すのにラクでした。富焼きが小豆のものよりとろけてやわらかくなりました。抹茶のみどり色がキレイです。

 

味は、この2つでは小豆のほうが好きでした。串刺しにするアイデアが面白いなと思います。お月見や紅葉狩りにも似合いそうです。(^^) 今年の中秋の名月は10月4日、満月は10月6日だそうです。

 

*vol.1 大黒屋鎌餅本舗の「懐中しるこ」

*vol.2 鶴屋吉信の「懐中しるこ」

*vol.3 塩芳軒の懐中しるこ「みのる里」

 

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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