大黒屋鎌餅本舗の懐中しるこ
モナカみたいなお汁粉
福岡出張時、知り合いの50代男性と話していて気付きました。福岡の人は、モナカの皮に包まれたお汁粉の存在を知らない。私も京都に住んでから、初めて知りました。
ふと、思い出して、そのお汁粉のことを調べてみたら、名前は「懐中しるこ」というのですね。
私の記憶で、そのお汁粉を買った記憶があるのは、鎌餅のお店と平安神宮の近くの和菓子屋さん。ほかにもどこか、京都で買えるところは‥‥? と調べてみました。とりあえず、わかった範囲で
・鎌餅本舗「懐中しるこ」 ・京阿月「京のみたらし懐中しるこ」 ・大極殿本舗「懐中しるこ」 ・鶴屋吉信「懐中しるこ」 ・永楽屋「清風」 ・京華堂利保「たけのつゆ」 ・塩芳軒「み乃る里」
鎌餅本舗で買いました
鎌餅本舗は、上京区寺町のちょっと行きづらいところにあります。おじいさんとおばあさんが、二人で店を営業されているようです。看板商品の鎌餅を何度か買ったことがあります。白くスーッとしたお餅。
そのお店の懐中しるこは、1〜2回買ったことがありました。
器に入れて湯を注ぐだけ
お湯を注いで、しばらく置いてふやかして、中をソーッと割ると、手焼きの白い生地の中から、汁粉が出てきます。
よく混ぜて、うす小豆色が全体に馴染んだら出来上り。
汁粉は、さらし餡が使われているようです。塩は入っていないようですが、周りの生地の香ばしさがバランスをとって、そのままでジワ〜っと美味しいです。
おじいさんとおばあさんが、二人で作って売っておられる。そのことでも充分、おいしさ感がアップします。このスッキリした甘さ加減が、京都らしさなのかもしれません。
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2017年 9月 30日トラックバック:塩芳軒の懐中しるこ「みのる里」 | 豆なブログ
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