豆は「しあわせ」のタネである

えだまめ料理の試作メモ

えだまめシーズンに向けて

雑誌の仕事で、えだまめ料理の試作を始めました。条件は、

・未発表のレシピであること

・すでに発表したレシピの場合は、一部改訂すること

フレッシュの枝豆を取り寄せている時間はないので、今回の試作は冷凍枝豆を使うことに。

日本水産のタイ指定農場で育った枝豆、360g入りで258円+税でした。コンビニさんの冷凍枝豆がマルハニチロの台湾産で、食品スーパーはニッスイのタイ産、ちゃんと棲み分けができているのですね。

 

試作スタート

冷凍枝豆の袋には自然解凍か流水解凍、レンジアップを記載されています。いろいろやってみた結果、冷凍枝豆も少量の水で蒸し焼きにするのが、豆までふっくらおいしく戻るようです。

流水や自然解凍では、もどしても豆がきしむ感じ。

 

◎枝豆とイカのパスタ

材料:枝豆、イカ、ペンネ、塩、コショウ、レモン、イタリアンパセリ

枝豆はすりつぶすと、栄養吸収が良くなるそうです。肝臓の細胞を元気にして、肝機能を向上させる「レシチン」と、肝臓にたまった老廃物を除去する「メチオニン」が良い働きをしてくれるように、すりつぶすことに。

ペンネを茹でておく。オリーブオイルでイカを炒め、塩コショウ。ペンネを加えて軽く炒め合わせる。加熱してすり潰した枝豆を混ぜ合わせる。

盛り付け時にレモンとイタリアンパセリを添える。

→ おいしい。枝豆は、たっぷりまぶしたい。イカもいい味出してます。

 

◎枝豆入りの冷や汁(温かいまま、みそ汁でも可)

材料:だし汁、みそ、むき枝豆、茄子、厚揚げ、ミョウガ

茄子、厚揚げを食べやすい大きさに切る。枝豆は莢(さや)から出して、茄子、厚揚げと共に、味噌汁の具材にする。輪切りにしたミョウガをトッピング。温かいままでも、冷まして冷や汁にしてもOK

→ 冷や汁のときは、ミョウガを大葉の千切りに変えても良いかも。枝豆を多目に入れても存在感が弱い。莢から出さず、そのまま加える?

 

◎枝豆入りのシーフードサラダ

材料:むき枝豆、フリルレタス、刺身用ホタテ、プチトマト、玉ねぎスライス、塩コショウ、レモン汁、オリーブオイル、粉チーズ

水にさらした玉ねぎスライスを、ちぎったレタスと混ぜ合わせ、皿に盛る。枝豆たっぷり、ホタテ、半割りにしたプチトマトを飾る。全体に軽く塩コショウ。レモン汁、オリーブオイルを回し掛け、粉チーズをかけて出来上がり。

→ これは美味しい。ホタテと枝豆、なかなか合いますねぇ〜

 

明日また試作の続きを致しましょう。明日は、ご飯ものと和えもの、焼きものを予定。期限は着々と迫っています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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