豆は「しあわせ」のタネである

マラバール シュリンプカレー「貝豆」入り

インド マラバール地方のカレー

KALDI 材料を使ってカレーを作りました。「インド式カレー」、「A taste of Indian home cooking .」と書かれています。インドの家庭料理の味なのですね。

南インドケララ州の港町・マラバール地方でよく食べられるポピュラーなカレーだそうです。地図で見ると、インドの下のほう、とんがった左ッ側です。マラバールの人たちも、カレーは手で食べるのかな?

シュリンプカレーに豆を入れるとしたら、どんな豆?

きっとインドでは、小粒の米粒くらいのダルか、ひよこ豆を砕いたチャナダルみたいな豆を使うのでしょう。さて、京都では???

海老に合わせるから、シーフードつながりで「貝」にしました。

 

「貝豆」は、模様入りインゲン豆

昨秋、北海道訓子府の豆兄貴からいただいた貝豆です。

不規則な模様が、貝の模様みたいだから「貝豆」の名前が付いたとか。ほかに「緑貝豆」とかもあります。

あさり貝と貝豆。水に浸けて色が抜けると、もっと似てる?

貝豆の色が薄くなると、茶色っぽい紫色になります。これは水替えしたから透明ですが、浸け汁は薄い赤茶色になります。

インド式カレーは比較的短い時間でできますから、豆は先に1晩ほど水浸けして茹でておきます。

 

マラバールっぽいカレーを作りました

エビは殻つきを買ってきて、自分でちゃんとカラをむき、背ワタも取り除きました。

 

カレーのパッケージに書かれているとおりに、みじん玉ネギを炒め、にんにくとショウガも加えて炒め、トマト水煮も加えて炒めます。

KALDI のスパイスミックスを加え、更に炒めます。ココナッツミルクと、豆の煮汁と水を加えました。約20分煮込み、海老と貝豆は最後に加えます。弱火で少し煮たら出来上り。

 

マラバール シュリンプカレーを味わいました

貝豆入りのシュリンプカレー、おいしい。そして、インドのカレーだから辛い! ひぃいぃ〜

作り方には「海老、塩を加え、弱火で約3分煮込む」と書かれていました。「海老がプリッ」の食感のために、弱火で短時間だったのですね。おいしい。

貝豆は、アタリです。ブラックタイガーは紅くなり、貝豆は貝模様が消えて黒っぽくなり、色や模様の話もですが、味がアタリ。貝豆はインゲン豆の仲間だから、ほくほくの食感でカレーの辛みを和らげてくれます。

インドの人の口にどうかはわかりませんが、京都暮らしの私の口には◎です。超カライの苦手。だから、いんげん豆のほくほくデンプン質が口にやさしいのです。ありがとう、豆兄貴の貝豆。

貝豆は市販では手に入りにくい豆です。ネット通販で探して購入するか、手亡豆や白金時、とら豆などでも合うはずです。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

豆行事や催しなど

2024年 3月
« 2月   4月 »
     1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Plofile

豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
Instagram

バックナンバー