豆は「しあわせ」のタネである

KALDI「大豆ミートとひよこ豆のキーマカレー」

豆×豆のカレー

最近、大豆ミートが気になります。何だか、あちこちで目にするようになりました。

今回買ってみたのは、KALDI のカレーです。ひよこ豆のキーマカレーは自分でも何回も作っているけど、ひき肉の替わりに大豆ミートを使ったカレーだそうです。味の想像はつくのだけど、お試し買いです。

「大豆ミートとひよこ豆のキーマカレー」 200g入り 368円(税込)

レトルトのカレーです。

袋のまま熱湯で温めるか、別容器に移してレンチンするか。私は熱湯温めにしました。

そして、用意しておいた雑穀ごはんにかけて、アッという間に出来上り。

 

大豆ミートのカレーを味わいました

食べる前から、味のイメージはついていたのですが、想像以上にスパイシーでした。

辛っ‥‥!

大豆ミートにしても、大豆パンにしても、なんとなく大豆特有の独特な香りが残るのですが、このカレーの場合、そんなことを感じさせないくらい辛くて、鼻水を垂らしながら完食しました。

食感は、大豆ミートとわかっているから、そのような食感に感じるだけで、ちっとも違和感はありませんでした。ひよこ豆の食感が気持ちやわらかいかな? と思ったくらい。

やはり、大豆ミートは濃い味の食べ物に合うようです。

濃い味の辛さに包まれて、それ自体がわかりにくくなっています。

税込368円。お手軽です。

 

レトルトカレーに思う

自分でキーマカレーを作るとき、おおかた合挽肉か豚ひき肉を使うのですが、このテイストの大豆ミートであれば、「もっと身近な食材で代用できるやん!」と食べながら思いました。

それは、高野豆腐です。

前に精進料理レシピで教わった手法に、高野豆腐をおろし金ですりおろしてタコライスを作るレシピがありました。その応用で、金時豆と合わせて作ったチリコン・タコライスがこちら。

ちっとも違和感なく、おいしく食べられます。

ひよこ豆のキーマカレーも、この方法で高野豆腐を使えば、ひき肉や大豆ミートの代用ができます。

大豆ミートを使うのは、アレルギーや宗教上の理由などから肉を制限していたり、カロリーオフを所望するようなとき。しかし、大豆からできている割に、大豆ミートは高額なのです。しかも売ってる店が少ない。

だったら、高野豆腐をちぎって使えばいい!

と思うのであります。高野豆腐なら、近所のスーパーにも置いてますもん。

まずは試しに、同じくKALDI で買ったタイ風挽き肉サラダ「LARB」なる料理から、高野豆腐で作ってみようと思います。

世の中はいっそうヘルシー嗜好に向かっています。日本に古来からある食材を、あらためて素晴らしいなと感じる昨今です。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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