豆は「しあわせ」のタネである

高野山参拝と福智院の精進料理

高野山へ

生きてるうちに一度は行ってみたいところ、その一つが和歌山県にある高野山でした。縁あって、聖山 高野山の参拝に行ってきました。

南海電車を降りてロープウェーで急斜面をあがり、着いたところからバスで蛇腹道を行き、ようやくお宿に着いたらお昼でした。

標高900メートルの盆地は、下界よりも気温が5℃くらい低いそうで、まだ桜が残っていました。MAPを頼りに散策〜大師教会、大門、金堂、根本大塔、金剛峰寺、高野山霊宝館を巡り・・・。三鈷の松もカシャ!

 

宿坊に泊まる

私たちがお世話になった宿坊は、福智院というお寺。とても見事な庭と、高野山にふさわしい雄大な書、宿坊の1日を体感させていただきました。

夜には写経を書し、朝には勤行の場に身をおき、スーッと心身が浄化されるのを感じました。

 

豆なブログに記すべきは、宿坊にていただく精進料理。

こちらは、福智院の夕食です。

豆っぽいのは、高野豆腐、筍とゴーヤの酢みそ和え、きのこの豆乳煮などが・・・。

すごい品数、精進料理って手間をいただく料理なのだと思いました。イカのお刺身っぽい刺身こんにゃくにワサビを擂り下ろしながら、ひとつずつ有り難くご馳走になりました。

 

こちらは、福智院の朝食。

勤行を拝したあとにいただくから、想いひとしお。

がんもどき豆腐の豆乳鍋みそ汁が豆っぽい料理でした。

夜も朝も、精進料理でお腹いっぱいに(^^)。

 

お給仕の方に、「これらは典座(てんぞ)さんが作ってくださっているのですか?」と訊ねると、

「いえ、お客さまのお食事は調理担当の者が致します」とのお返事。そうですよね、お坊さま方は修行中に、このようなご馳走を口にされることはないように思います。

 

宿坊でのお食事、ごちそうさまでした。

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コメント

    • 高橋美恵子
    • 2017年 5月 05日

    のどかさん宿坊に泊まられたのですか。
    良い経験しましたね。
    30年ほど前 母、叔母、妹達と高野山へ行ったこと思い出しました。
    心身の浄化を感じるなんて凄い。

      • Nodoka
      • 2017年 5月 05日

      高橋さま

      高野山へ、髙橋さんも行かれたのですね。
      ロープウェイで急勾配を上がっていくと、
      なんだか別世界に入っていくような気がしました。

      歩きながらお参りするところが何カ所もあって、
      ここは徳を積みに行くところなんだなと思いました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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