豆は「しあわせ」のタネである

「みりょく」枝豆を使って〜豆パン作り

「9月中旬の みりょく枝豆は本当においしいですよ」

もう、2年以上前のこと。枝豆400品種制覇を目標にしつこく枝豆品種を追跡し、商品名と産地しか記載のない枝豆は販売元やJAさん、生産者組合などに電話して品種のお訊ねをさせていただいていました。

その頃に、みりょく枝豆の天狗印出荷組合にも電話して、塩野社長から時期ごとに変わる品種を丁寧に教えていただきました。そして「天狗印の枝豆が最もおいしくなるのは、9月中旬」というお話も・・・

それ以降、6月〜8月も天狗印を買うけど、9月には欠かさず買うことにしています。

みりょく(味緑)枝豆と、神緑枝豆/266.5g入り。いずれも398円(税込)

どちらも、とてもキレイな枝豆です。

みりょく枝豆を茶豆系、神緑枝豆を白毛と記憶していたので、豆パンには味緑枝豆を使うことにしました。

 

甘くない豆のパンに、香り高き枝豆を

茶豆系の濃い味の枝豆を豆パンに使うことに。

前塩・蒸し茹で・水冷まし・保冷剤で冷却してサヤから豆を外しました。加熱調理中から、ホントいい香り。「おいしい枝豆だよ〜!」と誘われます。

豆パン作りは、いつものようにパンの耳パン教室の内山先生と取り組みました。

豆パンAは、みりょく枝豆+ブラックオリーブ+キューブチーズ

豆パンBは、北海道上士幌町産の大豆「祝黒」+グリーンのオリーブ+キューブチーズ

切っては重ね、この状態にして表面を包み、発酵させてオーブンへ。

200℃で16〜17分? 焼き上がりは、こちら。

ふっかふかのソフトフランスができました😃

▲ みりょく枝豆入りの豆パン A

枝豆パン、おいしいです。前塩が効いてて、ブラックオリーブとチーズが好い仕事しています。

枝豆の豆粒80g、ブラックオリーブ20g、チーズ30gを入れました。ふかふか。きっと、これなら母も食べられるはず・・・

 

「神緑」枝豆

豆パンを作りながら、みりょく枝豆を味見しながらつまみ食い・・・

残る神緑枝豆は、しっかり味わわないと・・・

天狗印枝豆「神緑」266.5g 398円 伊勢丹 京都店で買いました。

サヤの表情もそうだったけど、この泡の立ち具合は、白毛と違うよね・・・ 茶豆だよね・・・?

みりょく枝豆の蒸し茹で11分に対し、神緑枝豆は12分30秒加熱。おいしゅうなぁれ、おいしゅうなぁれ。

いい豆です。プリッとした食感。

9月中旬に食べ比べた神緑枝豆とみりょく枝豆。みりょくに1票! かな? やっぱり、「9月中旬のみりょく枝豆は、本当においしい」と思いました。

沼田利根蔬菜出荷組合 天狗印枝豆生産者の皆さま、本年もおいしい枝豆をありがとうございました。

 

*以前、塩野社長にお聞きした話は、リンク先後半に買いています。

*そのほか枝豆について、豆なブログ「枝豆のこと」に書いています。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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