豆は「しあわせ」のタネである

並河商店の「からし豆腐」と「お豆腐作りセット」

「からし豆腐」を買いに

並河商店では「からし豆腐」はレギュラー商品ではありません。昨年の「京のとうふ屋さんめぐり」で、2回目に並河商店にお世話になったとき、事前にお願いして作っていただきました。そのときは確か8つ注文しました。

この夏は並河商店でも、からし豆腐がレギュラー商品になっていればいいなと思って連絡をしてみたら、翌日に「ちょうど注文が入っているから作ります」とのことで、私のもいっしょに作っていただきました。

並河商店のからし豆腐。お値段は、ひとつ170円だったと思います。5つくらいまとまると、注文お願いできそうです。

持ち帰って、さっそくいただきました。

並河商店のからし豆腐は、表面がけっこうツルンとしています。中のカラシは、職人さんの手しごとで海苔で包んで入れた感じです。断面に黄色いの見えてますよね。

絹ごしよりちょっとコシがある、木綿よりちょっとやわらか、これ、並河商店の「ソフトもめん」の食感と似ています。何にも付けなくて充分おいしくて、だけど、それでは「からし豆腐」の意味がないから、カラシをちょんと付けて味わいました。ふふふ。大人の味。

醤油にカラシを溶いて、そこにお豆腐を付けるのが王道だそうです。だけど、私はカラシをちょんと付けた豆腐を、ほんの少し醤油にふれさせて、そのまま口に運びます。醤油なくても好きです。

並河さんとこのからし豆腐、お父さんが作っておられるのかなぁ? この前は、並河さん不在でお父さんとお母さんに相手していただきました。

 

お豆腐作りセット

並河商店の新商品「お豆腐作りセット」は、200ml入りの豆乳が2本、凝固剤が2つセットになって税込500円です。

並河さんのお母さんが「息子に言われて、この粉、私が計ってるの。面倒なのよ」と、うれしそうに言われてました。

これの作り方を、並河さん直々にYouTubeで紹介されています。「#京とうふ並河商店 YouTube」で検索すると出てきます。下の写真は左から右へ、そして次の段左へ、と見てください。

 

カップに豆乳を入れてレンチンし、凝固剤を水に溶いて加えて混ぜるだけ。あとは3分間待ったら出来上り。ホントに手軽に出来立てほやほやのお豆腐を食べることができます。

「温かくしても、冷たくしても美味しい」と、YouTubeで言われていました。

私は温かいままの、ほんわり、ふんわり温かいおとうふを味わいました。大豆のほのかな甘み。「朝から茶わん蒸し」みたいな気分で、うれしくいただきました。

並河商店 京都市下京区筒金町50 6:00〜20:00 日、祝休み

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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