豆は「しあわせ」のタネである

ピーナッツお赤飯(炊きおこわ)

12月1日も「赤飯の日」

あっと言う間に、師走が始まりました。毎月1日と15日は「赤飯の日」と言い続けて、今年ももう今日と12月15日を残すのみになってしまいました。

1日、15日と言わず、今年もたくさんお赤飯を作りました。

12月1日のお赤飯は、豆兄貴から届いたばかりの訓子府の小豆を使って作ろうと思いました。そこに、自家栽培の落花生を加えて久々にピーナッツお赤飯を作ることに。

 

ピーナッツお赤飯を作ろう

〔材料 4〜5人分〕

・もち米 1.5合

・うるち米 0.5合

・小豆 大さじ3

・落花生 20個ほど

・塩 小さじ1/2

・ごま(白か金) 適量

 

〔作り方〕

①もち米とうるち米を合わせて水洗いし、ザルに上げて30分以上おく。

②小豆を水洗いし、1カップ程度の水と共に小鍋に入れて茹でる。沸騰して5〜10分ほどで煮汁が赤くなってきたら火を止め、湯切りする。

③鍋に新しい水と②を入れ、中火で小豆を茹でる。やや固いかなと思うくらいで火を止める。

④落花生の殻を剥き、中のピーナッツの薄皮をはぐ。フライパンで乾煎りする。

⑤炊飯器のお釜に②を入れ、炊飯器の2合「炊き込みごはん」モードで水加減する。

⑥⑤に茹でた小豆、塩、④のピーナッツを加え、軽くかき混ぜる。

⑦炊飯器の「炊き込みごはん・おこわ」モード、スイッチオン!

⑧炊き上がったら全体をざっくりと混ぜ合わせ、器に盛り付ける。好みで、仕上げにゴマを振る。

 

自家製ピーナッツと豆兄貴の小豆コラボお赤飯

こんな感じに出来上がりました。

炊飯中にピーナッツの香りがしてきました。お赤飯を炊くときの香りもして、うきうきした気持ちになります。

色がしっかり着いて、訓子府のワイルドな畑を思い出しました。ふっくらとしたお赤飯、正式には蒸し器で蒸していないので、「炊きおこわ」「あずき飯(めし)」というそうですが、一般的な見た目で充分「お赤飯」として通用すると思います。

ピーナッツお赤飯を最初に作ったのは、まだ福岡在住の頃でした。いただきものの小値賀のピーナッツを使って作ったことを思い出しました。

訓子府と京都が、大阪と京都くらい近かったら、私は頻繁に豆兄貴(石川修さん)に会いに行ってると思います。親戚のおばさんのような顔をして、子どもたちと一緒に畑仕事を手伝いながら、豆兄貴と共に豆汗を流したい‥‥ そんなことを思いました。

豆兄貴の豆、毎日ちょっとずつ使わせていただきます。

貴重な豆を送ってくださって、ありがとうございます!

左上から、福井駅で買った「越前 殿下の豆汁」、仕事で作った「お正月の黒豆」、大根のコンソメ煮、輪島の朝市で買った「こんかいわし」=超塩辛い、豆兄貴の小豆と自家製落花生の「ピーナッツお赤飯」、箸置きは自家製落花生を記念に1個残したもの

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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