【岩手県陸前高田市】道の駅で見つけた「薬飯」
道の駅で見つけた豆っぽいの
岩手県の豆探検、水沢江刺駅で友人と合流し、大船渡へ向かいました。途中、立ち寄ってくださったのは『道の駅 種山ケ原』。地元野菜や海産物、土産菓子などと共に乾物豆も並んでいました。
岩手県産「青豆」350g入り 500円、肌色「大豆」400g入り 350円、
北海道産の紫花豆・白花豆・小豆・黒豆・金時豆も見かけました。
道の駅で見かけた「青豆」は、あおばた豆のようでした。
大船渡市に着き、陸前高田市へ移動。次に案内してくださったのは『道の駅 高田松原』でした。
復興祈念公園内にある広々とした敷地に、キレイに整備された道の駅。明るい売り場は活気に満ちて、海のもの、山のもの、野のもの、加工食品などがたくさん並んでいます。
気になるものが多々あれど・・・ 残りの日程を考えると手を出せず、見学させていただくだけに留めました。
・「なっちく」 竹輪に納豆を詰めて衣を付けてフライにしたもの?
- ・「ほろほろチキンと豆のカレー」 赤色がのぞく豆は、おそらく金時豆かレッドキドニー? 「道の駅 高田松原オリジナル」の表示も見えました。
ほかに、小豆の餡や、ずんだ餡を使ったものも、多数見かけました。
薬飯(ヤクシ)とは?
そんな中、豆に呼ばれて目に入ったのが『薬飯』。茶色っぽいお蒸かしに、緑色や白い断面がのぞき、豆も見えました。
「薬のご飯? なんだろう?」
知らない食べ物に興味津々。友人と味見をすることに・・・ フタを開けたら、ふわ〜っとシナモンの香りがするのですよ。
宮城県登米市で作られています。よって、宮城県産のもち米が主役。栗や大豆・なつめ・銀杏・アーモンドスライス・かぼちゃの種がトッピングされていました。
あ、中国産の花芸豆(紫花豆)甘煮かと思ったのは、もしかしてナツメだった? 肌色大豆も入っていたけど、アーモンドスライスやヒマワリのタネのほうが幅を効かせていました。
醤油甘くて、シナモンが香り、身体に良さげなトッピングがたっぷり。照りはごま油とハチミツ効果ですね。
「食材からして、読んで字のごとく薬になるゴハン、身体に良い食べ物として付けられた名前なんだろうな」と想像し、調べてみると・・・ 薬飯は日本のお赤飯に相当するような韓国料理だそうです。ルーツは、餅米に木の実やドライフルーツを入れ、蜂蜜と黒砂糖で味付けするとのこと。
知らなんだ。勉強になりました。
甘党の友人も私も、好ましく味わわせていただきました。
奇跡の一本松を拝す
大船渡から碁石海岸を経て、陸前高田市へ。
道の駅 高田松原は、東日本大震災による津波の被害で亡くなられた方々を追悼する復興祈念公園として整備された敷地の玄関口にありました。
▼「奇跡の一本松」と称された松の木(レプリカ)だそうです。
大船渡在住のKさんから2011年3月からの話を聞いて、一本松まで歩き、遺された建物や再植樹され生育中の幼松を見て、13年という時を思いました。
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