ジョエル・ロブションの芸術
L’ATELIER de Joel Robuchon のテイクアウト商品
パン研究で、東京に行くたびに2回、3回と立ち寄ったロブションのお店、渋谷と恵比寿と丸の内と・・・
2日前までの予約が必要なため、前回の出張では叶わなかったテイクアウトメニューをようやく試すことができました。
少し日がたってしまったけど、忘れたくないから記録しておきます。
小さな小さなカップに盛り付けられた料理とデザートが4品。小さなパンが3つ。カップに合わせた “ままごと” のようなスプーンとフォークが付いています。
税込 4,800円。
ロブションらしい豪華な赤い箱と紙袋に、テーブルシートもセットセットされていました。
そして、メインの料理は仔牛の料理と季節野菜のサラダ。
フォカッチャが付いて、税込 5,400円。
本当はお店に食べに行きたいのだけど、一人でロブションのフレンチに挑む “そろ活女子” のテンションにはなれそうもないし・・・
電子レンジを使えるホテルで、堪能しました。
L’ATELIER de Joel Robuchon の小さな宇宙
注文前に箱の外寸を知ってたから、小さいことは想定してたけど、目の前にすると本当に小さかったです。カスタードプリンの容器とかより2回りくらい小さい透明なプラ容器に4品、見事に盛り付けられていました。
すべてがプチ。おとぎの国か、フランスのちび姫にでもなったような心地で堪能しました。
写真 手前から、
・オマール海老のジュレ なめらかなカリフラワーのクレームで
・真鯛とズッキーニのプロヴァンセル 爽やかなハーブをアクセントに
・国産牛のタルタル ミモザ仕立て
・デコポンに軽やかなオバリスのムースを合わせて
本当に細やか。味はどれも、想定どおりのおいしさでした。
持ち歩き中に揺らしてしまっていたようですが、
とっても小さく仕立てられた料理の盛り付けが整然と、職人の見事な手仕事を披露してくれました。
例えば真鯛とズッキーニの料理。緑と黄色のズッキーニで交互に側面を飾り、バジルの新芽の小さな葉っぱだけを、マイクロトマトと共にあしらわれ・・・
これらの料理を作るのに、いったいどれだけの食材が費やされたことでしょう。お箸とピンセットと職人の指先が神経質なくらい息を凝らして、一品ひと品を作られたであろうと想像してしまいました。
何も考えずにパパパッと食べることができず、愛でるように作る手順と手間を思いながらいただきました。
Joel Robuchon、お店で食べたいなぁ。
いつかどなたか、王子様か王様みたいな人がエスコートしてくださいますように・・・
女ともだち誘って、行っちゃおうかなぁ・・・
のどかさん
心躍るお料理 芸術ですね。素敵すぎ。
追及するのどかさんも素敵です。
髙橋さま いつもありがとうございます。
もの凄く細やかな手仕事に、感激でした。
ふつうに作るより難しい作業なのではないかと思いました。
盛り付けなど、勉強になりました。