豆は「しあわせ」のタネである

ジョエル・ロブションの芸術

2023.04.20

2件

L’ATELIER de Joel Robuchon のテイクアウト商品

パン研究で、東京に行くたびに2回、3回と立ち寄ったロブションのお店、渋谷と恵比寿と丸の内と・・・

2日前までの予約が必要なため、前回の出張では叶わなかったテイクアウトメニューをようやく試すことができました。

少し日がたってしまったけど、忘れたくないから記録しておきます。

小さな小さなカップに盛り付けられた料理とデザートが4品。小さなパンが3つ。カップに合わせた “ままごと” のようなスプーンとフォークが付いています。

税込 4,800円。

ロブションらしい豪華な赤い箱と紙袋に、テーブルシートもセットセットされていました。

 

そして、メインの料理は仔牛の料理と季節野菜のサラダ。

フォカッチャが付いて、税込 5,400円。

本当はお店に食べに行きたいのだけど、一人でロブションのフレンチに挑む “そろ活女子” のテンションにはなれそうもないし・・・

電子レンジを使えるホテルで、堪能しました。

 

L’ATELIER de Joel Robuchon の小さな宇宙

注文前に箱の外寸を知ってたから、小さいことは想定してたけど、目の前にすると本当に小さかったです。カスタードプリンの容器とかより2回りくらい小さい透明なプラ容器に4品、見事に盛り付けられていました。

すべてがプチ。おとぎの国か、フランスのちび姫にでもなったような心地で堪能しました。

写真 手前から、

・オマール海老のジュレ なめらかなカリフラワーのクレームで

・真鯛とズッキーニのプロヴァンセル 爽やかなハーブをアクセントに

・国産牛のタルタル ミモザ仕立て

・デコポンに軽やかなオバリスのムースを合わせて

 

本当に細やか。味はどれも、想定どおりのおいしさでした。

持ち歩き中に揺らしてしまっていたようですが、

とっても小さく仕立てられた料理の盛り付けが整然と、職人の見事な手仕事を披露してくれました。

例えば真鯛とズッキーニの料理。緑と黄色のズッキーニで交互に側面を飾り、バジルの新芽の小さな葉っぱだけを、マイクロトマトと共にあしらわれ・・・

これらの料理を作るのに、いったいどれだけの食材が費やされたことでしょう。お箸とピンセットと職人の指先が神経質なくらい息を凝らして、一品ひと品を作られたであろうと想像してしまいました。

何も考えずにパパパッと食べることができず、愛でるように作る手順と手間を思いながらいただきました。

Joel Robuchon、お店で食べたいなぁ。

いつかどなたか、王子様か王様みたいな人がエスコートしてくださいますように・・・

女ともだち誘って、行っちゃおうかなぁ・・・

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コメント

    • 髙橋美恵子
    • 2023年 4月 22日

    のどかさん
    心躍るお料理 芸術ですね。素敵すぎ。
    追及するのどかさんも素敵です。

      • Nodoka
      • 2023年 4月 22日

      髙橋さま いつもありがとうございます。

      もの凄く細やかな手仕事に、感激でした。
      ふつうに作るより難しい作業なのではないかと思いました。
      盛り付けなど、勉強になりました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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