豆は「しあわせ」のタネである

「伏見甘酒あんぱん」と「うぐいす豆フランス」

京都人はパンが好き

日本で常に1、2を争うパン消費府県・京都。新しいスタイルのお洒落で工夫を凝らしたパン屋さんが多い反面、老舗のパン屋さんも多いのです。そんな京都で長年、パン好きを育んできた二大パン屋さんと言えば、志津屋さんと進々堂さん。

志津屋さんは、地下鉄駅併設店舗と山ノ内本店に寄せていただく機会が時々あります。

進々堂さんは北山のお店や府庁前、三条河原町のお店に時々立ち寄ります。どちらも伝統のパンと新商品が豊富です。

進々堂 東洞院店に初めて入ってみました。前から気になってた「うぐいす豆フランス」をチェックしてみたかったのです。せっかくなので、あんパンも食べてみることに‥‥

 

進々堂の「うぐいす豆フランス」

フランスパン=バケットのイメージで買ったのですが、ソフトな食感にほのかな甘さで食べやすいパンでした。

うぐいす豆は、かのこが使われています。お子さまや年配の方も好きそうな味です。

スコーンを割るような感じで、三角形のはじっこから割っていただきました。

 

進々堂の「伏見甘酒あんぱん」

ホントはこっちを先に食べました。いつものように、あんぱんカット! 断面は、こんな感じ。

甘酒あんぱんの甘酒は、黄桜の酒粕が使われているそうです。あんこは、こし餡です。

袋を開けたらすぐに、ふんわりと甘い発酵臭がただよってきます。パン生地に酒粕の甘酒を練り込んであるんですね。しっとり生地が、酒粕の美肌効果を思わせます。黄桜かぁ〜(^^)

 

いつも楽しみに見ている「西郷どん」で、日曜日に寺田屋騒動があったのも伏見を意識させた由縁です。あの時代も、あんパンってあったのかなぁ‥‥?

・寺田屋事件 1862(文久2)年

・あんぱん発祥 1875(明治8)年、明治天皇に酒種桜あんぱんを木村屋總本店が献上したと記録されています。その前年に銀座煉瓦街で鉄舟に木村安兵衛さんが食べさせ、天皇にも召し上がっていただこうとなったそう。

・西郷隆盛 没年 1877年(49歳)

 

さて、西郷どんはあんぱんを食べたでしょうか? きっと、食べたと思います。西郷どんも、あんぱん好きだといいな。

やっぱり、あんぱんが好き〜(^^)

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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