豆は「しあわせ」のタネである

毎日新聞 連載〈22〉山口とうふ店/右京区

太秦のとうふ屋さん

毎日新聞の夕刊に月に1回、とうふ屋さん紹介の連載をさせていただいております。その22回目は、京都市右京区太秦の山口とうふ店、店主 山口愼次さんと奥さまの敏子さんを書かせていただきました。

まだお正月休み中のところも多いのですが、新年最初の仕事として1月4日土曜日の夕刊に掲載されました。

太秦の山口とうふ店は、下京区 並河商店と親戚にあたるそうです。

毎日新聞の記事をダウンロードして読むのは、こちら

 

山口とうふ店 取材こぼれ話

店は、嵐電の太秦広隆寺駅から歩いて5分もかからないくらいのところにあります。以前、並河商店 三代目 並河広和さんのご実家と取材時にお聞きして、一度訪ねてみたいと思っていました。

師走に行ってみると、夕暮れに近い町の色や雰囲気が、なんとも良い感じなのです。出て来てくださったご主人が、人あたりやさしく相手してくださって、いいなと思いました。

実際の取材のとき、店の奥の小部屋に通され、コタツでお話をお聞きしました。

奥さまは、2019年初めの頃に心筋梗塞を患われたとのことで、言葉が不自由になっておられ、筆談でお話をしてくださいました。私が奥さまの話を聞き違えて、大笑いしたり‥‥ 楽しい雰囲気で取材できました。

ご主人は、ちょっと短期でした。よく見かける昭和のおじちゃんで、奥さんに怒ったりする様子が、私の父と似てるなと思い、親近感を覚えました。

お話のあとに写真を撮らせていただきました。磨き込まれた作業場の床を見て、「あぁ、これは奥さんが磨かれたのだろうな」と、勝手に推測し‥‥

 

太秦のこと

取材の中に登場した「撮影所の正門」を私は知らなくて、「知らないものをそのまま書くのもね‥‥」と思い、帰りに見に行くと、

東映 京都撮影所入口は、こんな感じです。守衛さんがいらっしゃったから、簡単に中には入れなさそうで外からだけ。

前にこの近くのおとうふ屋さんを訪ねたときから気になっていた「太秦広隆寺」も、初めて中に入ってお詣りしてきました。

広く静かなお寺でした。「ここは、京都マラソンのときに映るお寺よね」と思いながら、歩いてきました。

うずまさ、PCやスマホで文字打すると「太秦」と自動で出るけど、すんなり書けないです。

仕事で、太秦天神川を使う機会があります。また、山口とうふ店のご夫妻のところに寄せていただこうと思います。店は、大映通り商店街にあります。「京つけもの もり 太秦本店」のお隣です。

山口とうふ店 京都市右京区太秦桂ヶ原17

営業時間 7時〜18時、火曜定休

でっかくて、ふっくらな厚揚げは、おでんにしました。出汁が沁みて美味し〜♪

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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