豆は「しあわせ」のタネである

北区紫野上門前町 京豆腐 小川

「和菓子 いけだ」店主もオススメのとうふ屋さん

いけだ」さんに伺った日、「この近くにどこか、美味しいお豆腐屋さんはありませんか?」とお訊ねして教えていただいたおとうふ屋さんが「京豆腐 小川」さんです。いけださんの道案内を聞きながら、「もしかすると、おそらく‥‥」と思った通り、大徳寺の近くのお豆腐屋さんでした。

今宮通と大徳寺通が交差するカドを左折して上がっていくと、左側に「京豆腐」の文字が見えます。豆腐の文字に呼び寄せられるように進んで行くと、手前にあるのは「レモン館 大徳寺店」。ここも未踏のまま、気になっている店です。しかし、まだ店は開いてないし、今回は我慢ガマン。

京豆腐 小川」さんへ直進です。

 

観光客に薦められ

店はかつて、映画「マザーウォーター」の舞台として登場した豆腐屋さんです。そのせいか、遠くからわざわざ訪ね来るお客さんもおられるようです。その日も、店の前に先客が5人。元気な女性の声が飛び交っていました。

音無しく順番を待ちながら、様子見です。。。

静岡から来たんですって。今朝食べておいしかったから、また買いに来て、そのお替わりで‥‥朝から3回も小川さんの豆腐を食べるのだそう。「おすすめは何ですか?」と訊ねたら、とうふから揚げ白和え、ひじき、‥‥ほぼ、オールおすすめのようです。

私は来ようと思えばまた来ることができるから、今日買って大丈夫な分だけ買いました。というか、また来る楽しみを残しながら、商品を選びました。

絹ごし豆腐飛竜頭の小さいの、お姉さん絶賛のひじき‥‥ 計770円でした。

 

帰って最初に、ひじきから。大豆入りです。こんにゃくと、大きめ人参も。

 

そのまま食べておいしくて、炊き立てごはんに混ぜるだけで、ひじきごはんに。白ゴマを一緒に混ぜました。

 

飛竜頭は水菜と炊き合わせに。

とうふは、冷や奴でそのまま食べて、残りはホウレン草の白和えに。

人が手で作るとうふの何とおいしいことか‥‥ 小川さん、ごちそうさまです。

 

お店のこと

大徳寺 京豆腐 小川

京都市北区紫野上門前町55 TEL 075-492-2941

店主 小川郁雄さん

外に向いたショーケース、とうふが泳ぐ水槽、作り立てを冷まし中のひじき、‥‥正に「製造直販」がうれしいお店です。買ってすぐ、お店の前の小さな公園で食べる人もおられるとか。ゆえに、小袋のお醤油やタレも売られています。

 

付近の様子

「大徳寺」は直ぐ近く。今宮神社、建勲神社、船岡温泉も近いです。

 

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  1. 2018年 4月 07日

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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