豆は「しあわせ」のタネである

川西市「ブーランジェリー 餡」

さくら茶会の帰りに

週末は寒さがもどり、冷え込みましたね。京都の淡い色のさくら(ソメイヨシノ)は、すっかり散りかけて、土曜の雨と風でもう終わりでしょうか。かつては桜湯のために栽培されたと聞く「松月(しょうげつ)」という品種の桃色のさくらは、いくらか残っています。

土曜は上賀茂神社へ、日曜は大阪府池田の曹洞宗のお寺「陽松庵」にて、枝垂れのさくらを愛でて来ました。皆をうっとりトリコにする「さくらマジック」は素晴らしいですね。

上賀茂神社 しだれ「斎王桜」 2018.4.7

 

 陽松庵 さくら茶会にて 2018.4.8

 

「餡」という名のブーランジェリー

陽松庵のさくら茶会のあと、阪急沿線の数駅先にある「雲雀丘花屋敷」駅まで、足を伸ばしました。ひばりがおかはなやしき、駅の名前が可愛いです。

目的は、かつて食べて気になっていた「ブーランジェリー 餡」さんのスコーン、店名の「」も印象に残っていました。

 

駅の東口を右に出て、5分ほど進むと左側にあります。

ブーランジェリーだから、パン屋さんだと思っていたら、パンやスコーン以外にも、焼き菓子や生ケーキなど販売されていました。

 

「餡」さんの焼き菓子

じっくり吟味してチョイスしたのは、こちらの商品です。

さくら茶会のあとでしたから、「さくらのスコーン」も買いました。小ぶりな5種類のスコーン詰め合せや、ケーク・サレ、レモンとシソのメレンゲなど、どれも美味しそう(^^)

ケーク・サレは、素材の味がしっかり感じられます。木の実の食感とドライトマトの酸味、香辛料がピリッと効いて、全体をハイレベルに調えています。

メレンゲは、卵白にレモンの酸味が生きて甘酸っぱい爽やかな味わい。シソのグリーンも見目にきれいです。

さくらのスコーン、バナナ・いちじく・プラム・ブルーベリーなどが入ったスコーン詰め合せ、どれも、手づくり感ただよう美味しさです。

姫路駅の1Fにあるショップと、京都 八百一本館でも販売されている「」さんのスコーン。

 

スコーンを味わいながら、私は肝心なことを聞き忘れていたことに気付きました。

「お店の名前は、どうして[]と付けられたのですか?」

お訊ねしたくて電話してるけど、今のところ電話がつながらず‥‥ その答えは、また買いに行くときまでのお楽しみ、なのかもしれません。(^^)

 

ブーランジェリー餡 兵庫県川西市花屋敷2-5-11

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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