牡蠣と柿に合わせる豆は
豆ラボにお客さま有り
久しぶりにお客さまをお迎えしました。本日のお客さまは、東京から美食家のFさん。
「カフェインがアレルギー食材で、それ以外はOK」とお聞きし、「そうか、コーヒーを出すのはダメなのね」と思っておりましたら、紅茶や緑茶、抹茶もNGなのですね。考えればわかることなのに、うっかりしておりました。とりあえず本日用意した食事は、すべてセーフ。アレルギーのこと、ちゃんと意識しなくてはと反省‥‥
久しぶりに豆っぽい料理をズラリと作りました。あぁ、気持ちいい!
本日の豆っぽい料理
郷里でエッセイストをしておられる大先輩に、若かりし頃に釘をさされた教えが「お客さまをお迎えするときは、作り慣れた料理を作りなさい。初めて作るものや本を見て作るような料理に挑戦してはダメ!」でした。
今日の献立は、何度も作ったことがある料理ばかりの秋冬向きを選びました。
◎ニンジンと紅大豆のツナサラダ(作り方はリンク先の真ん中あたり)
ピーラーで削ったニンジンのリボンサラダに茹でた紅大豆を加え、ツナで和えました。けっこうこれは、豆ラボの定番メニューです。ハーブはフェンネルを合わせました。
◎柿とレンズ豆の奈良漬けサラダ(レシピはこちらの後半部分)
レンズ豆は水浸けをせず、短い茹で時間で使えるから便利。レモン汁とマスカルポーネチーズで和えています。
◎牡蠣と大福豆の白いシチュー
カブとカリフラワーも入れた白いコーディネート。牡蠣からしみ出す出汁が、おいしいチャウダーに。
◎洋梨と黒豆マリネ
茹でた黒大豆にビネガーをかけると紫色に変色します。洋梨のおいしい季節だけに作る、白ワインが効いたマリネ。イタリアンパセリをみじん切りにして散らしています。
その他、パン3種と日本酒、バジル茶で‥‥
Fさま、美味しいお土産の御品をありがとうございます。
新豆と旧穀
この度の食材で、黒大豆とレンズ豆を購入しました。
北海道産の祝黒(黒大豆)は新豆で、アメリカ産のレンズ豆は収穫時期まで把握できませんが、新豆だと思います。
紅大豆と大福豆は、豆ラボに残っている旧穀を使いました。
新豆は茹で時間が驚くほど早い! 祝黒は水浸け4時間ほどでキレイにもどり、30分も茹でたら程よいをちょい過ぎた「やわらかめ」になりました。旧穀の大福豆は、半日+1晩水浸けし、1時間半ほど茹でてもまだ「ちょいカタ」状態。
あぁ、こんなに違うんだなと改めて思いました。
久しぶりに朝から存分に豆とたわむれ、「おいしい」と食べていただき、充実した1日となりました。
Fさま、また豆ラボにゴハンを食べに来てください(^^)楽しい時間を、ありがとうございました。
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