豆は「しあわせ」のタネである

丹波篠山 黒枝豆を味わう会

黒枝豆の勉強会

丹波篠山の黒枝豆を取り寄せて、皆さんと一緒に味わう会を開催しました。

感染症対策として、

①事前、途中の消毒

②来場後すぐ、受付前に手洗い

③入場前から試食前まで、マスク着用の徹底

④トイレと手洗いスペースにペーパータオルの設置

⑤開催前、途中、開催後は通しで窓を開けて、常時網戸にして換気。キッチンの換気扇は回し続ける

⑥テーブルに飛沫感染予防用の透明なアクリルパネルを設置(アクリルは写らないため、使用前の紙を貼ったままの写真です)。高さ65cm、横70cmのものを置く

⑦長さ220cmのテーブルに、3人だけで掛けていただく

⑧枝豆を始め、すべての料理をつぎ分けた状態で配膳する

⑨皿やグラスは使い捨ての紙皿、紙コップを活用する

⑩開始から2時間でお開きにする

といったことを心がけました。

 

皆さんにお伝えしたこと

今回は丹波篠山の黒枝豆をご紹介しました。

まず、10月11日に訪ねた丹波篠山市今田地区、川北地区の畑の様子、枝豆が育つ気候風土、今年の天候による生育状況などをお話しました。次に市内中心部、篠山地区の賑わいの様子などもお伝えしました。

黒枝豆には初期・中期・晩期があって、熟成が進む中で斑が出てくるものがあり、その斑が出たものは(見た目が悪いと思われがちだが)独特の美味しさをかもすこと、私は斑が混じる枝を選んで買うことも話しました。

「丹波の黒枝豆は美味しい」ということを既にご存知の方ばかりで、しかし、実際に丹波篠山まで出かける方は‥‥ 「◯年前に一度行きました」というような感じでした。「この時期になると、知り合いから丹波の黒枝豆を分けていただきます」という方もおられました。

今年はコロナの影響で「丹波篠山 味まつり」が自粛されたことや、その代わりにWeb販売の「味まつりオンライン おうちで丹波篠山」サイトが充実していることなどもご紹介しました。

 

黒枝豆を味わう

午前の部は初参加の方が2名おられたので、受付後約15〜20分ほどのトークのあと、「枝豆をおいしくする調理法」を実践を交えて伝授しました。

キッチンはさみで枝からサヤを切り落とし、もう片方も切って「両端チョンチョン」、その後、丁寧に水洗い。ゴシゴシ洗って2度、3度と水替えし、塩をして寝かせます。

そのあと、こちらで仕込んでおいた黒枝豆を召し上がっていただきました。

「うまっ!」「冷凍や居酒屋のではない枝豆を、こんなにちゃんと食べたの初めてかも?」「やっぱ、丹波は違いますね」「黒枝豆、デカイです。おいしい」などのお声も聞かれました。

午後の部は、リピート参加の方ばかりでしたので、調理の実践は省略。ひたすら召し上がっていただきました。

サントリープレミアムモルツ 香るエール、キリンラガー、サッポロ 黒ラベル、九州あわ水、ごっくん。ドリンク類もじゃんじゃん進んでいたようです。

 

豆料理おぼえ書き

いつも豆ラボでのワークショップには、何かしら豆料理をお出ししています。

メインは丹波の黒さや。

前菜にマローファットのディップ。午後の部は、差入れにいただいたカラスミも添えました。

ひよこ豆入りのラタトゥイユ、小豆入りの玄米ごはん、秘伝豆味噌のみそ汁、デザートには丹波の黒枝豆 飛切を添えた豆かん。以上5品はオマケです。

枝豆のおかげで集まってくださった皆さまに、毎回、豆料理も味わっていただき、おかげで今年は延べ22人の方々に、枝豆&豆料理を味わっていただくことができました。

来年はコロナなど関係なく、大勢でワイワイ楽しく枝豆の会を開催できるようになると信じて、最終回をお開きとさせていただきました。今シーズンご参加くださった皆々様、本当にありがとうございました。

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら
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