豆は「しあわせ」のタネである

豆類時報98と、3月の琥珀流し

およそ10年をかけた取材原稿が、豆類時報に載りました

「豆類時報」は、日本豆類協会で3ヵ月に1回発行されている業界誌です。冊子は残念ながら一般には手に入りませんが、豆類協会のホームページから、ダウンロードして読むことができます。

冊子は口絵を除き、スミ1色での印刷ですから、ダウンロードしてカラーで見るほうが雰囲気が伝わるかもしれません。

2018年3月掲載の90号から書かせていただいています。今回は9回目の掲載で、私の好きな「栖園」の琥珀流しと、その会社である大極殿本舗についての取材原稿です。

*豆類時報より、京の銘菓「大極殿本舗」と甘味処「栖園」をダウンロードして読む

 

栖園の琥珀流し

私が初めて「琥珀流し」を口にしたのは、2010年9月のことでした。9月ですから、月替わりの蜜は「ぶどう蜜」。ルビー色のゼリーと、ゆるゆるの寒天の2つの食感がノドをくぐるとき、感激しました。あれから既に10年近い歳月が流れています。

月替わりの蜜で彩られる琥珀流し(税込 660円)のカレンダーはこちら。

今月、3月の琥珀流しは甘酒の蜜です。

たっぷりの甘麹に、ゆるゆる「腰抜けの寒天」。柚子のゼリーがトップにのります。

この美味しさは文字で読んだり、人から聞いたりしても、今ひとつ伝わりません。そこで私は、これまでに幾人を連れて行ったことでしょう。「美味しいものは好きな人たちと味わいたい」、その熱に引っ張られて同行してくださった皆さま、ありがとうございます。

冷やっこくて、ツルン! 甘くてトロン! はぁ〜、思い出すだけでしあわせな気分になります。

 

小椀ぜんざいで、豆のおいしさにはまる

栖園で2回に1回は頼んでいるだろう「琥珀流しと小椀ぜんざい」のセット。税込1,400円です。

ぜんざいには、兵庫県氷上町で栽培される春日大納言が使われています。大粒、ふっくら。

どうしたらこんなに、ふっくらとキレイに煮ることができるのだろう? と、いつも感心しています。上品な甘さで、豆のおいしさがよくわかるのです。

先に琥珀流しを何口かいただき、ぜんざいを味わう。

ぜんざいの甘さで満たされたら、また琥珀流しの冷やっこさをのどへ。塩昆布を箸休めに、ぜんざいの美味しさを堪能します。

栖園の琥珀流し、高倉店では六角店と異なる味わいが提供される月も多く、両方の店を食べ比べてみるのも趣深いもの。

季節の風物詩となっている栖園の暖簾は、六角店でご覧ください。

過日は、この「桜のれん」が掛かっていました。

 

大極殿本舗 六角店 栖園 京都市中京区六角通高倉東入ル南側 TEL 075-221-3311

水曜日が店休日 甘味処の営業時間 10:00〜17:00

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豆・豆料理探検家
豆料理アドバイザー

五木 のどか

福岡県生まれ、京都市在住。個人事務所 who(ふー)所属。豆の原稿執筆、レシピ開発、販売促進などに携わる傍ら、豆好きな人を増やすため、豆料理の楽しさやおいしさ、使い方を伝える活動を展開している。 | 詳細はこちら

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