ようやく試しました

だいぶ前に買ったまま置いてました。賞味期限は2023.12.01、まだ大丈夫。

豆を原料にした麺、これまでに、

大豆100％麺、黄えんどう豆100％ヌードル・黄えんどう豆100％パスタ、グリーンピース・赤レンズ豆・ひよこ豆のショートパスタ、納豆パスタなどを試したことがあります。

あと、ほかに買ったままになっている豆パスタが何品か・・・

乾麺は豆と同じく、常温保存で賞味期限が長いものが多く、そこが良かったり悪かったりで・・・

イオン　トップバリューの「スパゲッティタイプ」は、240g入りで298円＋税（ネット調べ）、原産国はイタリアです。

ひよこ豆粉・玄米粉・ばれいしょでん粉が原材料の「豆類・麺類加工品（めん）」が品名。紙箱入りです。

麺自体は、普通のパスタの小麦胚芽も練り込んだような素朴でヘルシーな印象の見た目。

茹でてみると・・・

 

「ひよこ豆と玄米スパ」を茹でてみると・・・

茹で時間は11分、麺100gに対し、熱湯1L、塩 小さじ1の比率で茹でるように書かれています。

指示どおりに茹でてみました。

茹でる香りは、うっすら豆っぽくもあり、ご飯を炊いてるときのようでもあり、な感じ。

茹でている途中に、これは相当ヌメってると思いました。浮き上がってきた泡の感じもヌルっとした印象です。

時間がきて麺を湯切りしたあとの茹で汁は、膜が張り始めて、なんだか重湯（おもゆ）のようにも見えます。迷わず麺を水洗いしました。

それは、パン教室の先生から教わった調理法でもあり、ZENBヌードルのおいしい茹で方でも何度も見ていたからピンときました。後で裏書を見たら、箱にも小さく書かれています。

 

「ひよこ豆と玄米スパ」を味わいました

まず洗う前に１本、すすってみました。

ヌルっとした舌触りがしんどい。ゆえに、洗い。ザルにあげてゴシゴシ。

洗った麺を１本、２本。　イケルやん！

ニンニクとエリンギを炒め、洗ったひよこ玄米麺を加え、トマトソースを軽く和えて皿盛りに。イタリアンパセリをトッピング、黒コショウをガリガリ・・・　出来上がり。

この麺、優秀かも・・・？

違和感なく食べられます。食感もOK

ソースが濃いから、ひよこ豆の味も玄米の味も、それほど感じません。フツウにパスタの感じ。

その上、ひよこ豆も玄米もじゃがいももグルテンフリーなわけで・・・

とすると、240g で 298円＋税は優秀です。

米入りだからでしょうか、お腹持ちもいいです。

 

茹で汁を飲んでみました

豆の麺はどれも、試しに茹で汁を飲んでみることにしています。

茹で汁が飲めないくらいマズイのがあるんですよ、たまに。それは、おおかた麺もパス。加工食品特有の味がします。

此度のひよこ玄米麺は、ブリックスがもの凄く高い。どろどろの煮汁は、やっぱりおもゆ。

飲んでみると・・・　塩けっこう入ってるから、そのまま飲めます。

オリーブオイルを垂らして飲んだら、ん？　そこそこイケルかも！

おもゆバージョンには、味噌を・・・　と試してみると、塩が強くなりすぎるのと、溶けにくいのとでNG

ひよっとすると、何も加えず細ネギの小口切りでも浮かべるくらいが良さそうな・・・

トロミが効いてるから、たくさんは飲めません。けど、私の口には大丈夫ラインでした。

 

総じて思うこと

この前、ブログ読者さんからのコメントで、「ダイズライス」を書いたのが役だったとのことでした。その方には、ZENBヌードルが合わなかったそうです。

豆の麺、その人の食べてきたものによって、当たりハズレがあるように思います。

10人のうち7人がおいしいと感じるって、すごいことなのだと、昔、Ｋ氏が言うておられたけど、

豆の麺に関して言うと、10人のうち5人においしいと言われたらすごいことかもしれません。だって、日本ではまだ歴史が浅いから、食材（豆）の味の経験が少ない人には違和感を感じられてしまうのかもしれません。

例えば、初めてピーマンを食べた子が苦手な顔するような、初めてイクラを食べた中学生の私が苦手だったような、だけど今ではイクラ好きになっているような・・・

 

豆の麺は、これからもっと立場を確立するはずです。いろんな種類が出てきて、当たりもハズレもありながら、市場が成長していくと価格もこなれていくはずです。

小麦が悪いわけでもなく、米を食べないわけでもなく、私は豆が好きだから豆の麺を食べています。豆と野菜を合わせることが多くなりがちですが、肉や魚、卵やチーズ、牛乳も豆の麺と組み合わせて食べたいように食べています。

リアルな豆も、豆加工食品も、もっと日本で食べられるようになると、豆好きとしては嬉しいです。