東山魁夷展と栖園9月の琥珀流し
8月29日より「東山魁夷展」開催中
横山大観の時から楽しみにしていた東山魁夷展が、京都国立近代美術館で始まっています。
開催初週末の今日、開館時間前に美術館に着くと、もう行列ができていました。ご一緒したのは、きもの仲間のTさん。二人とも東山作品のファンで、3階から4階の展示会場、そしてまた3階へと観て回りヘトヘト&腹ペコに‥‥。
目の保養のあとは美しい食を愛でたくて、1軒目は駅近のお蕎麦屋さんへ。
初めて足を踏み入れる三味洪庵(さんみこうあん)というお蕎麦屋さん。お昼どき、混んでました。豆とは関係ないけど、すだちが美しかったので載せておきます。
Tさんを次の店にご案内するために、満腹にならないお昼を選びました。三味洪庵、いい感じのお蕎麦屋さんです。ここは、改めて夕暮れどきに足を傾けてみたい雰囲気‥‥
京都 六角「大極殿栖園」へ
東山から東西線で、お膝元の烏丸御池へ。甘味処「大極殿本舗 六角店 栖園」へ。
こちらもけっこうな順番待ちで、いつもとは違う座敷席に案内していただきました。ここからですと、金魚の見え方も違います。
9月になって2日目の琥珀流し。いつもの小椀ぜんざいとのセットでお願いしました。
9月の琥珀流しは、ぶどう蜜。ゆるゆる腰抜けの寒天と、ぶどうゼリーのぷにゅぷにゅ感、この2つの異なる食感にルビー色の蜜が麗しい!
美味しいのです。蒸し暑い残暑に、ひんやりツル〜っと。トッピングのマスカット・レーズンも綺麗です。爽やかにすっきりとした美味しさ。
いつもの小椀ぜんざいは、口にするたび、「かなわないなぁ‥‥」と実感します。大粒の大納言が、腹割れすることもなく皮感を残さず、ふんわりと軟らかに炊上げられているのです。
20年、30年、あずきを煮ていたら、こんな食感に出来上がるのだろうか? と、思考はいつも同じです。
こうやって時々、和菓子職人さんの仕事を目と舌で味わうことで、良い刺激をいただいています。
Tさんは、9月の「ぶどう蜜」初めてだったそうで、喜んでいただけて良かった。9月、これまで確か、Nさん、Mちゃん、H社長をご案内したと記憶しています。
私は2月のココア蜜、7月ペパーミント蜜、9月ぶどう蜜、11月柿の蜜が好みです(^^) 皆さんは、何月が好きですか?
コメント
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